最下位続く阪神、交流戦で大浮上する? 矢野監督に求められる選手起用のバランスとは (2/2ページ)
予備日の影響で連投を強いられるリリーバーも出てきそう」(プロ野球解説者)
交流戦の期間中だけ、先発投手を救援に回す選択もあるが、ベンチ入りする野手を減らして投手を増員するやり方もある。
「阪神は代打層が厚くありません」(前出・同)
矢野監督はベンチ入りメンバーの投手、野手の人数配分に苦慮しなければならない。また、先発投手を交代させるタイミングも難しくなる。救援陣の負担を考えれば、先発投手には「1イニングでも長く」と考えるものだが、交代のタイミングを見誤れば大量失点となるのは必至。勝敗は矢野監督の采配次第だろう。
18日のヤクルト戦では、投手の西純矢がプロ初完投勝利を収め、プロ初本塁打というオマケもついた。「西を二刀流で?」の質問に、矢野監督は「あるわけないやん」と笑い返していた。笑顔を見せたのは久しぶりだが、正捕手・梅野隆太郎が右脇腹の筋挫傷で登録を抹消された。
“浮上のチャンス”なのに、ベストメンバーで戦えそうにない。交流戦が終わった時、矢野監督はまた笑顔を見せてくれるのだろうか。(スポーツライター・飯山満)