決め方はなんとクジ引き。血縁関係のない女性同士が神前で姉妹の契りを交わす契約姉妹「ケヤキキョウダイ」とは? (2/2ページ)

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ケヤキキョウダイの関係は神様によって選ばれた関係だからこそ、血のつながりより濃いとされているのです。

またケヤキキョウダイのどちらか一方がなくなった場合、葬儀の場でも、もう一方は死者の近親者として扱われていたそうです。

したがって、どんなに遠方で暮らしていても、必ず出席しなければならないというしきたりがありました。

どうしてこのような風習が生まれたのか

どうしてこのような風習が生まれたのか、今となっては詳しいことはわかりません。

ただ、風習が誕生したとされる江戸時代は、度重なる飢饉や役務などの苦しい時代でした。このような苦しい時代に互助組織の一環として組み込まれていったのではないかと考えられています。

また、女性の「出産」という特性が一種霊的な力だとされ、同年代のものが共有することでその力が最大限に発揮されるとも考えられていたようです。

参考

佐藤 光民 『浜中のケヤキキョウダイ』(1999 温海町) 野嵜 辰己 “血縁によらない絆の継承 ~山形県鶴岡市のケヤキキョウダイ~” 文化遺産オンライン

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