アンティキティラの沈没船からヘラクレスの頭部像や人間の歯が発見される (1/4ページ)

カラパイア

アンティキティラの沈没船からヘラクレスの頭部像や人間の歯が発見される
アンティキティラの沈没船からヘラクレスの頭部像や人間の歯が発見される

[画像を見る]

 かの有名な「アンティキティラ島の機械」が見つかった沈没船から、新たに古代ギリシャ・ローマ神話の英雄ヘラクレスらしき大理石像の頭部や台座、人間の歯が発見されたそうだ。

 アンティキティラの沈没船は、約2000年前のローマ時代に沈んだとされる船で、1900年に地元のダイバーによって発見され、翌年にアンティキティラ島の機械が考古学者によって回収された。

 まだ未探査な場所が多く、様々な遺物がこの船と周辺に残されている。そうしたものを研究すれば、当時の航海の様子も明らかになるだろうと期待されている。

・アンティキティラの沈没船から新たな遺物の回収に成功
 紀元前60年頃のローマ時代の貿易船と考えられているアンティキティラの沈没船からは、1900年にギリシャ、アンティキティラ島グリファディアの沖合で発見されて以来、いくつもの興味深い発見がなされてきた。

 今回「リターン・トゥ・アンティキティラ」の研究グループは、大きな岩石を取り除き、これまで入ることができなかった部分を調査することに成功。2000年前の貴重な遺物が発見された。

[画像を見る]

大理石の台座を回収する調査チーム/Image credit: Nikos Giannoulakis・ヘラクレスの大理石像の頭部や人骨を発見
 例えば、海の堆積物にびっしりとおおわれた足つきの大理石像の頭部や台座だ。
「アンティキティラの沈没船からヘラクレスの頭部像や人間の歯が発見される」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧