こうして人は騙される…偽情報への警戒心を弱める4つの要素とは (2/2ページ)

新刊JP

災害時や戦争の時に、明らかに怪しげなニュースが広く拡散されることがあるのは、脳の性質に加えてこうした人間の心理状態もあるようだ。

「騙されたくない」という気持ちは誰もが持っているにもかかわらず、私たちは簡単に警戒心を捨ててしまう。例えば、弱者に対する同情心や、制服や肩書きなどの「権威」、親族や家族といった「関係性」、リアルな映像・画像の4つは、人間の判断力と警戒心を鈍らせるために利用されやすい。

疑り深さや警戒心は人それぞれ違うが、「案外自分は物事をフラットに見られていない」という自分への不信感を心のどこかに忍ばせておくのが、騙されにくくなる秘訣なのかもしれない。

私たちはなぜ騙されて、なぜ間違った情報を真実だと信じてしまうのか。
本書では脳科学の見地から、人間が本来的に備えている騙されやすさと、猜疑心の限界に迫る。

今やほとんどの人が日常的にインターネットに触れている。そこではフェイクニュースやあたかも「知る人ぞ知る真実」のような装いの陰謀論、ミスリーディングを誘う広告文句、ウソではないが本当でもないキャッチコピーが溢れている。完全に見極めることはできないにしても、大火傷を負わないように、本書は役立ってくれるはずだ。

(新刊JP編集部)

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