『ちむどんどん』、トラブルが唐突に解決し「もはやケータイ小説並み」呆れ声も

リアルライブ

片岡鶴太郎
片岡鶴太郎

 NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』の第85回が5日に放送された。

 第85回は、沖縄からやってきた姉・良子(川口春奈)が勘違いから、フォンターナのトラブルを三郎(片岡鶴太郎)の妻・多江(長野里美)たちに話してしまう。そんな中、子分を引き連れた権田(利重剛)が再び房子(原田美枝子)を訪ねて、フォンターナにやって来て――というストーリーが描かれた。

※以下、ネタバレあり。

 第85回では、多江からトラブルを聞いたと思われる三郎が、颯爽とフォンターナに登場。権田の子分たちにやられそうになるものの、三郎を見た権田は態度を一変。実は権田、戦争時代に三郎とシベリアで過ごしたと言い、権田や多くの仲間を体を張って守ってくれた人物だったことのこと。

 その三郎が関わっている店と知り、権田はすぐにフォンターナから撤退するという展開となったが、視聴者からは呆れ声が集まっているという。

 「朝ドラの性質上、その週に起きたトラブルが最終日の金曜日に解決するというのはありがち。しかし、今回はそれに加え、“敵対する親分の恩人が実は身内にいた”という安易すぎる解決法だったため、ストーリーとしてあまりにも稚拙すぎる印象を与えてしまったようです。ネット上からは『もはやケータイ小説並みの都合の良さ』『金曜マジックすぎる』『偶然に頼り過ぎ』『ひたすら陳腐』という呆れ声が多く集まっています」(ドラマライター)

 また、三郎のあるセリフにも、ツッコミが集まっているという。

 「権田から店との関係性について聞かれた三郎ですが、房子とは無関係であることをアピールするため、あえて『縁もゆかりもねえお方の店だ』と回答。しかし、権田から『だったらどうして……』と聞かれると、暢子(黒島結菜)を指し、『うちの娘が働いてる』と明かしていました。このセリフに、ネット上からは『うちの娘が働いてる縁もゆかりもない店って何!?』『縁もゆかりもあるやん!』『一瞬で矛盾ってアホらしすぎ』というツッコミが殺到していました」(同)

 また、フォンターナはその後、客足も元通りに。都合のいい展開はどこまでも続くようだ。

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