人間の脳より100万倍速い人工シナプスが開発される (1/4ページ)

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人間の脳より100万倍速い人工シナプスが開発される
人間の脳より100万倍速い人工シナプスが開発される

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 デジタル・プロセッサにとってトランジスタが肝であるように、アナログ(情報を連続的な量として扱う情報処理方式)のディープラーニング(深層学習)」にはプログラム可能な「レジスタ(記憶回路)」が肝になる。

 こうしたレジスタを複雑な層に並べれば、アナログの人工シナプスとニューロンからなるネットワークを作ることができ、AIはよりいっそう高度な処理が可能になる。

 マサチューセッツ工科大学の研究グループが開発した「陽子プログラム可能レジスタ」で構築された「人工アナログ・シナプス」は、人間の脳内にあるシナプスより、なんと100万倍も高速であるという。

 これまではあり得なかったほど複雑なニューラルネットワークを訓練することが可能で、自動運転車・嘘検出・医療用画像分析などに応用できると期待されている。
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