猛毒の果実が爆速で破裂する、世にも恐ろしい樹木「ダイナマイトツリー」 (3/4ページ)

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・樹皮全体に長さ2.5cmのトゲがびっしり
 スナバコノキは見ての通り、樹皮もまた敵意むき出しのおそろしい仕様になっている。

 サルも登れない(the monkey no-climb)とはよく言ったもので、上から下までまんべんなくびっしりついた鋭いトゲには植物の域を超えた執念すら感じる。

 個々のトゲの長さはおよそ2.5cm。まるで「中世の拷問装置」なんて声もあったりして、とにかく近づく者に傷を負わせる工夫にしか見えない。

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・奥の手は毒矢にも使われた自前の毒
 すでにフルスペックなスナバコノキだが実はまだ奥の手がある。たとえ果実爆弾や樹皮のトゲが無効でも自前の毒をお見舞いできるのだ。

 猛毒成分をたっぷり含む果実を食べた者は激しいけいれんや嘔吐、下痢で相当なダメージをくらう。樹液が目に入れば一時的に目も見えなくなり、皮膚につけば発疹を引き起こす。

 かつての先住民族はこの樹液を狩りや戦いに利用していたほどだ。矢の先に樹液を浸して毒矢にしていたのだ。

 ただ一部には薬効があるとされ、胃の不調や湿疹、関節リウマチ、腸の寄生虫の治療に良いという噂もあるがそれを裏付ける根拠はとくにないらしい。

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・東アフリカではすでに侵略的植物に
 爆発的かつ効率の良い種子の散布方法といい、世界征服をもくろんでいるかのようなスナバコノキ。

 そんな展開はフィクションだけにしてほしいとこだが、実はこの木、一部では実際に脅威になってるそうだ。

 現在、東アフリカではスナバコノキが侵略的植物とみなされている。
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