禅僧が教える「生きているだけでいい」の本当の意味 (2/2ページ)

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たとえ、今が充実していなくても、今の自分にできることを一つひとつ行うこと。何もできないのであれば、朝きちんと起きて部屋のカーテンを開けるだけでもいい。生活のリズムを整え、歯を磨く。最初はそれだけでもいいので、焦らずゆっくり進むことが大切だ。

また、禅の言葉で「深知今日事(ふかくこんにちのことをしる)」というものがある。これは「今日という日に集中しなさい」という意味。過ぎてしまった過去を後悔したり、まだ来ぬ未来を予想してあれこれ悩んだりするよりも、今のこの瞬間に全力を注ぐこと。今日の行動が未来を左右するということだ。今日できることに意識を向け、一つずつ取り組むことで未来が切り拓かれる。

時間に追われたり、誰かからの評価に追われたり、人間関係や仕事に疲れてしまったとき、禅の考えを取り入れてみてはどうだろう。今を大切にし、一日一日を大切に過ごすことで、人の内面は変わっていくのだ。

(T・N/新刊JP編集部)

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