飼い主の命を救った猫。睡眠中に心臓発作を起こした女性を肉球で叩き、鳴き声で起こす
[画像を見る]
飼い主の危機を真っ先に気が付き、行動を起こすことでその命を救うといった事例は良くあるが、イギリスに住む女性も、飼い猫によって助けられたようだ。
睡眠時に心臓発作を起こした女性は、猫が前足で胸を叩いて大きな鳴き声をあげていたことで目覚め、体調の異変に気付いたという。
もし猫が起こしてくれなかったら、そのまま呼吸が止まっていたかもしれない。女性は猫が救ってくれたと信じており、感謝の言葉を口にしている。
[動画を見る]
Hero cat saves owner who was having a heart attack by pounding its paws on her chest・猫が普段とは違う行動。睡眠中に起こされる
8月8日午前4時半頃、イギリスのノッティンガムシャー州に住むサム・フェルステッドさん(42歳)は、飼い猫ビリー(7歳)に起こされた。
ビリーが、前足でサムさんの胸を叩き、大きな声で鳴き続けたのだ。
いつもは同居する母親のカレンさんにべったりのビリーだが、この時ばかりはサムさんの傍を離れようとしなかったそうだ。
目覚めたサムさんは、自分が汗だくで、体を動かすことができない状態になっていることに気付いた。右側に激痛が走り、ベッドから起き上がろうとしてもひどい眩暈がした。
サムさんは、なんとか寝ている母親の元にいき、このことを伝えた。母親はすぐに救急車を呼んだが、2時間待ちと伝えられたため、母が運転する車で、ノッティンガムのクィーンズ医療センターの緊急外来へ向かった。
[画像を見る]
image credit: youtube
・睡眠中に心臓発作を発症していたことが判明
病院の検査で、サムさんは睡眠中に心臓発作を起こし、心臓の動脈の1つが塞がれていたことが判明した。
もしビリーが起こしてくれなかったら、急性心筋梗塞で死亡する可能性もあったかもしれない。サムさんはビリーが自分の危機を救ってくれたに違いないと強く感じた。
前日、犬を散歩に連れて行った時は、特に気分が悪くなったり痛みを感じたりすることはありませんでした。
それで、いつものようにベッドに入って眠っていたら、急にビリーに起こされたのです。今までこんなことはなかったのに。
ビリーは、母に懐いており、普段は私のことは特に気にしないという感じで、膝の上にも乗ってきたことはありません。ご飯が欲しい時も甘えたりしてこないし。
でも、あの日だけはいつものビリーと違った行動をしたんです。
[画像を見る]
image credit: youtube
サムさんからビリーのことを聞いた母のカレンさんも、驚いていたという。
目覚ましは2時間後にセットしていたので、ビリーが起こしてくれなかったら、私は死んでいたかもしれません。急性心筋梗塞は、発症から48時間以内に35~50%が死亡する危険な病気だ。
医師は、猫のおかげで助かった迅速に治療できたんですよ、っておっしゃっていました。私も、ビリーが命を助けてくれたと信じています。
現在、サムさんは3日間の入院を終えて退院しているが、投薬による治療を続けており、6週間は絶対安静にしていなければならないそうだ。
猫の行動の専門家ルーシー・ホイル氏は、ビリーがサムさんの生理的変化に気付いた可能性があると語っている。
ビリーがサムさんに飛び乗って鳴き声を上げていたという事実は、ビリーの不安の兆候だったのかもしれません。
意図的に(助けようとして)起こしたというよりも、おそらくサムさんの普段と異なる状況を敏感に感じ取って反応したのでしょう。
とはいえ、ビリーのおかげでサムさんは迅速に病院での治療を受けることが可能になったので、サムさんの命を救ったと言えるでしょう。
サムさんは、ビリーがいなければ目を覚ますことがなかったかもしれないと話している。普段はそっけない態度を取っているビリーだが、やはりサムさんを大切な家族だと思っていたようだ。Paw-some! Hero cat saves owner's life by pounding her chest after she suffered heart attack https://t.co/8diI21o8oK
— Daily Mail Online (@MailOnline) August 17, 2022
References:Cat saved owner's life by pounding on her chest during heart attack | Metro News/ written by Scarlet / edited by / parumo
『画像・動画、SNSが見れない場合はオリジナルサイト(カラパイア)をご覧ください。』