「汗をかけない・かきにくい」「手足の激しい痛み」、もしかしたらファブリー病かも (2/2ページ)

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(※1Mehta A et al. Eur J Clin Invest. 2004;34(3):236-242. )

ファブリー病にも関わらず診断されていない子どもは、長い間、原因不明の倦怠感や高熱に苦しみながら、周囲の無理解に苦しい思いを抱えて生活していることになる。

子どものサインに気付くポイント

(監修:東京慈恵会医科大学 衞藤義勝 名誉教授)

まずは、ファブリー病チェックリストで当てはまる項目がないかを確認してみよう。

子どもの「汗をかけない・かきにくい」という状態に気付くには、子どもの行動を注意深く見ることが大切だ。お風呂に入りたがらない、運動をいやがる、靴下を履きたがらないといった行動はファブリー病のサインかもしれない。

汗をかけないので高温が続く夏の暑い時期は熱中症の危険もある。汗をかけずに体温があがることで疼痛を誘発する恐れがあるため、子どもの手足に痛みが出ていないかに注意を払おう。

もし、暑いときや運動時に疼痛症状が出た場合は、汗をかいて体温を下げることができないので、クーリングする必要がある。しかし冷やしすぎると逆に疼痛を誘発する恐れもあるので、冷やし過ぎにも注意が必要だ。クーリングをするときは、発熱時に氷嚢を乗せる部分(首やわきの下など)を冷やすと効果的に頭に繋がる血管を冷やせる。

エアコンの効いた涼しい部屋にいた夏休み中と比較すると、9月は厳しい残暑の中で過ごさなくてはいけない場面が多い。特に汗をかくことで体温調節をしにくいファブリー病の子どもには熱中症状が出るリスクが高くなる時期でもある。

子どものサインを見逃さないよう、注意深く見守ろう。

【参考】
※ファブリー病について
https://www.fabrytree.jp/summer_cp/
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