諜報機関の暗号が刻まれた記念硬貨を14歳少年がわずか1時間で解読

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諜報機関の暗号が刻まれた記念硬貨を14歳少年がわずか1時間で解読
諜報機関の暗号が刻まれた記念硬貨を14歳少年がわずか1時間で解読

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 サイバーセキュリティやサイバー戦争、通信傍受を利用した諜報活動(シギント)を担当するオーストラリア連邦政府の諜報機関「オーストラリア信号局(ASD)」が、75年を記念して造幣局と提携し、5万枚の特別な記念硬貨を限定販売した。

 この50セント効果には複数の暗号が刻まれており、ASDでは、解読できたら連絡をするよう告知を行った。

 すると、告知からわずか1時間ほどで、暗号の解読に成功したと14歳の少年から連絡が入った。確認したところ、少年は確かに暗号を解読できていたのだ。

・暗号が刻まれた75周年の記念硬貨
 9月1日、オーストラリア信号局(ASD)は王立オーストラリア造幣局と協力して、75周年記念に秘密の暗号化層で覆われた限定版の硬貨をリリースした。

 ASDによると、刻まれた4つの異なる暗号化層は、硬貨の両面に手がかりがあり、何千年も前の暗号から最新のバイナリコードまでを組み合わせたものになっているそうだ。

 最初の層は、第二次世界大戦中に使用されたコーディング技術に着想を得てあり、鉛筆と紙を使用して解読が可能だが、最後の層になるにつれて解読が次第に難しくなるという。

 だが、暗号化とコーディング(プログラミング言語を使ってプログラミングコードを記述していく作業)を理解している人なら、コンピュータ使用で解読可能になるようだ。  とはいえ、アマチュアが解読するのは時間もかかることだろう。

 しかし、この暗号をわずか1時間ほどで解読したのは、タスマニア州在住の14歳の少年だった。・アマチュアの14歳少年が1時間ほどで解読に成功
 ASD事務局長のレイチェル・ノーブルさんは、このように話している。
1日の午前8時45分に記念硬貨が発行され、「全ての暗号化層を正しく解読できた人は連絡ください」と、ウェブサイトで窓口を設けていました。

すると窓口を立ち上げてからわずか1時間強で、タスマニアの14 歳の少年が正確に暗号解読したと連絡をしてきたのです。

信じられませんでした。この少年の母親はどんな気持ちだったことでしょう。まるで想像できません。この少年が、最初に連絡をしてきた人でした。

とにかく、私たちはすぐにこの少年に会いたいと思っています。当然、彼を採用するためにです!
 このノーブル氏の言葉通り、暗号解読に成功した人は、今後ASDで仕事を得るのにかなり有利な立場を手に入れることができるようだ。

 なお、硬貨の隠された暗号には機密情報は含まれておらず、ASD と第二次世界大戦までさかのぼるオーストラリアの歴史的進化に関するある特別なメッセージが含まれており、ノーブル氏はこれを「心が高鳴る素晴らしいメッセージ」と述べている。[画像を見る]  オーストラリアの諜報機関ってその程度なの?と思ったかもしれないがそんなことはない。実はこの硬貨にはさらに「シークレット暗号」が隠されている。

 第5層の暗号が存在しているのだ。今だ誰も解読できていない第5層の暗号の答えは、全ての答えと共に、9月末にASDによって明らかにされるということだ。

References:Australian Signals Directorate 50-cent coin code cracked by Tasmanian 14yo in 'just over an hour' - ABC News/ written by Scarlet / edited by / parumo


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