SETI(地球外知的生命体探査)のパイオニア フランク・ドレイク博士亡くなる 92歳 (2/3ページ)

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「銀河系に存在し人類とコンタクトする可能性のある地球外文明の数Nを算出する」というもので、恒星の数や生命が発生する割合、その生命が知的なレベルまで進化する割合、そして宇宙進出や通信可能な技術を有する文明が存続している期間を掛け合わせていくもの。そのうえで、実際に数式に当てはめて「知的生命体が存在する天体の数」が算出されている。なお、近年の観測結果による成果を踏まえた修正は入っていない。現在でもドレイクの方程式が当てはまるかは分からない。

 1972年には、知的な宇宙人文明が理解できるように設計された、宇宙に送られた最初の物理的メッセージである有名な「パイオニア・プラーク」の作成に携わった。そして1974年には地球から直接送信された最初の恒星間メッセージである「アレシボ・メッセージ」も作成している。

 ドレイク博士はジェット推進研究所の月惑星科学課長からカリフォルニア大学サンタクルーズ校の自然科学部長まで、長い生涯を通じて数多くの役職を歴任した。将来的に我々人類が地球外知的生命体とのコンタクトに成功した時、その成果を最も喜ぶのは天国のドレイク博士なのではないだろうか。

山口敏太郎
作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。

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