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　赤い体に繊細なレースをまとうおしゃれイカ？実はこれ産卵したてのナツメイカで、レースのようにみえるのはおよそ360個もの卵でできているのだ。

　アメリカのモントレー湾水族館研究所がとらえた光景は、この海域に詳しい専門家にとっても非常に珍しく、貴重な映像だという。

　水深1,390mの深海で、我が子が無事に孵化できるよう、大量の卵を引っ張りながら泳ぐイカのお母さんの姿に生命の神秘を感じる。




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Deep-sea squid mom carries eggs to keep them safe from predators・深海で大量の卵を運んでいたナツメイカ
　今年7月、アメリカのカリフォルニア州モントレー湾の水深およそ1,390mで発見されたナツメイカは、レースというかビーズ編みというか、繊細な作りの白っぽいシート状のものをつけて泳いでいた。

　よく見るとそれはとても小さな半透明の卵が大量に集まったものだった。

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　そう実はこのイカ、自分が産んだ卵を運んでいるのだ。

　赤ちゃんが無事に誕生できるよう、自分と同じくらいの長さの卵のかたまりと引きながら泳ぐイカのお母さん。

　「この子たちを守らなくっちゃ！」とばかりに暗い海の中を進んでいく。