指しているのは「北」じゃない! 京王多摩センター駅の「方位記号の基準」が、さすがすぎる (1/2ページ)
私たちが方位や方角を考える時、基準にするのは「北」であることが多い。方位磁針の針は赤く塗られた方が北を向く。地図に書かれる方位記号も、矢印の先などは北を指す。
しかし、必ずしも「基準=北」とは限らないかもしれない。
こちらは、東京都在住のツイッターユーザー・塚岡 雄太(@yuta_tsukaoka)さんが2022年9月15日に投稿した写真。床に描かれている方位記号の一方向だけが赤色に塗られている。塚岡さんは写真について次のように説明する。
「我が故郷、京王多摩センターがトレンド入りしているので1つ豆知識。駅改札を出ると、この大きな方位磁針の床装飾が目に入ります。赤く塗られた針が北を指していると思いますよね? 違います。ピューロランドを指しています。度量衡の支配は完了しているのです」
なんと、赤い方向は北ではなく、あのキティちゃんの本拠地・サンリオピューロランドを指しているというのだ。
塚岡さんの豆知識に、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。
「ずっと北だと思ってましたw」「新たな知識ありがとうございますw」「北かと思うわ...度量衡の支配という絶対感」
京王多摩センターとサンリオピューロランド。Jタウンネット記者はまず、投稿者の塚岡さんに話を聞いた。
「辻褄が合わない方位磁針」に気付き...塚岡さんが話題の写真を撮影したのは2017年12月30日。場所は京王多摩センター駅の中央口改札を出てすぐのところだ。
「久しぶりに帰省して親を改札前で待っていた時に、この方位磁針が目に入って気になりました。