阪神、岡田新監督内定報道に激怒? 正式発表に踏み切れないウラ事情 (1/2ページ)

リアルライブ

岡田彰布氏
岡田彰布氏

 阪神新監督の正式発表は、少し遅れるかもしれない。

 9月27日、東京ヤクルト対阪神。神宮球場のネット裏は異様な緊張感に包まれていた。同日、一部メディアが「岡田彰布氏 監督内定」の大々的な見出しを踊らせたため、報道陣全体と阪神球団との関係に“亀裂”が生じたのである。

 「試合後、矢野燿大監督の共同会見はナシ。関西系メディアの質問は受け付けましたが、5分くらいで打ち切られました。これまでは勝敗に関係なく、記者団からの質疑には応じてくれましたが」(スポーツ紙記者)

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 試合は阪神の快勝だった。先発・青柳晃洋の8戦ぶりの勝利で、ハーラー単独トップとなる13勝目。防御率、勝率も合わせ、「投手三冠」の可能性も見えてきた。

 渦中の矢野監督だが、終始、笑顔。試合中こそ厳しい表情だったが、試合前もコーチスタッフと談笑するなど、上機嫌だった。「新監督」の一報に怒っていたのは球団スタッフの方ではないだろうか。

 「岡田氏は2度目のトラ指揮官就任です。前政権の退任は2008年ですから、15年ぶりとなります。『岡田氏か、平田勝男二軍監督の昇格』と言われてきましたが、球団幹部、本社役員は『全日程が終了するまでは喋らん』の一点張りでした。全日程終了まで新監督の話題はNG、その約束を破ったら、取材拒否もあり得ると…」(前出・同)

 今のところ、正式な就任発表日は知らされていない。

 「27日の勝利で、巨人と並んで同率3位となりました。同率のままペナントレースが終了すれば、巨人戦に勝ち越しているので、クライマックスシリーズ(以下=CS)に進出するのは阪神となります」(プロ野球解説者)

 そのペナントレース終了後のCSについて、こんな情報も聞かれた。

 「優勝したヤクルトが警戒しているのは、2位DeNAでもなければ、巨人でもありません。リリーフ陣が豊富な阪神なんです」(球界関係者)

 しかも、“苦手”だった青柳も復調してきた。

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