ヤクルト・村上、56号直前に見せた意外な一面 記録更新の重圧は限界寸前だった? (2/2ページ)
高津監督は『リフレッシュ』と言ってましたが、そんな生易しいモンじゃない。村上は新記録の重圧に負けそうになっていました」(プロ野球解説者)
また、同日は4打席とも初球からフルスイングしていた。第1打席の初球は空振り、第2は適時打、第3はファール。56号も初球を捉えた一撃だった。
「一球目から打ちに行くと決めていたみたい。ボールを見極めようとすると、積極的になれないので」(前出・チーム関係者)
「応援してくれるファン、これまで支えてくれた関係者、試合で使ってくれる首脳陣のために打ちたかった」という。
プロ2年目の2019年開幕戦。小川淳司監督(当時)は開幕オーダーに「6番村上」を記したが、他コーチが首を傾げた。「レギュラーは奪い取るもの」と意見したが、小川監督は譲らなかった。その育成方針は高津政権でも継承され、今日に至った。
「村上は現状に満足せず、常に上をめざす性格」(前出・プロ野球解説者)
球団史上初の2年連続日本一、23年は61本。村上は止まらない。(スポーツライター・飯山満)