日本旅行、条件が厳しい? ワクチン効果「根拠を示すべき」の声、訪日のため接種決意した外国人も (2/3ページ)
フランスもワクチン2回接種、もしくは陰性証明の提出という条件を8月に撤廃、スペインは日本から旅行する場合、最終接種日の14日後から270日以内のワクチン証明が必要(18歳未満は270日以降も有効)で、270日経過していた場合3回目以降の接種が求められる。有効期間内のワクチンが未接種の場合は陰性証明が必要である。
一方日本はというと、海外の人が日本に入国する際には「全国旅行支援」と同様に、ワクチンの3回接種か出発72時間以内に行った陰性証明の提出が義務付けられている。11日から水際対策が緩和されたこともあり、日本への旅行を考えている外国人も多いが、ワクチンの3回接種か陰性証明の提出という条件には疑問を感じずにはいられないようだ。
ワクチンを打たなければならないことに対しては、2回のワクチン接種は理解できるものの3回を条件にしていることに対して不快感を示す人も多い。とあるドイツ人は「3回は厳しい。3回目のワクチンの効果がどれくらいあるのか根拠を示すべきだしそもそも日本政府は効果のほどを知っているのか」と指摘。別のドイツ人も「ワクチン接種の回数で差別されている気分」と話し、「自分の周りの若い世代のほとんどは2回は接種したけど3回目、4回目の接種はしていないから対象にならない。表向きは外国人を受け入れているように見えて、実は外国人にあまり来てほしくないだけかも」と首をかしげる。
なお、ワクチン非接種者は陰性証明の提示という代替方法があるがこちらも「ハードルが高い」という。とあるフランス人によると、現在PCR検査を実施している場所は少なくなっているそうで街中や空港まで出なければならないという不便があるそうだ。場所が少なくなっているからか予約を取るのも難しく「日本は水際対策を緩和したと言っているけど、陰性証明を取ることがどれだけ大変か。自分たちの国から見たら日本はまだまだ閉鎖的」と不満を漏らす。またコスト面の問題もあるようで、とあるドイツ人は陰性証明書の取得に100ユーロ(約1万4000円)近く支払わなければならないと明かしていた。「私たちは家族4人分の陰性証明が必要でかなりの額になる。ワクチンを接種していない者は追加で費用がかかるのは差別だ」と語っていた。