外国人観光客のマスク問題が深刻に? タクシーの乗車拒否や“雰囲気”での判断が「難しい」の声も (2/3ページ)
ヨーロッパ在住の30代の外国人観光客は「電車の中など自分の国ではマスクをつけなければならない場所は法律で決まっているのに、日本は雰囲気でつける場所や場面を考える必要があり難しい」と吐露。日本の厚生労働省が「屋外では原則不要」としているのに、それでもマスクを必要とする雰囲気を理解するのが「厳しい」と話す。
さらにイギリスから来た外国人観光客は、空港の近くでマスク反対派と思われる人に「ノーマスクで良いですよ」という紙を渡され「何を信じたら良いのか」と戸惑う。ドイツからの観光客は、日本のルールに従いマスクをするとした上で「ドイツでは電車など以外ではほぼマスクをしていない。日本は1年前の、まだ世界がコロナで騒いでいた時代にいるみたい」と指摘した。
海外ニュースサイト『The Washington Post』も10月17日の記事で、日本でのマスク事情について触れている。同記事では円安で訪日外国人が増えていることを伝えつつ、日本にとってマスクは社会にとって不可欠な「顔の下着」のようなものであると紹介。日本が外国人観光客を歓迎することは正しいことだとしながらも、明確で分かりやすいマスクのガイドラインを設けた方いいだろうと締めくくっていた。
「外国人は多いけど日本の風習にのっとりみんなきちんとマスクつけてる」「みなさん律儀にマスクを着用していて、申し訳ない気持ちになる」と、外国人が日本に合わせてマスクをしていることに特別な思いを抱いている日本人も少なくはない。日本人と観光客が互いに気持ちよく過ごせるようなマスクの着用環境が今後、出来上がればいいだろう。