１１月６日放送の『世界の果てまでイッテＱ！』（日本テレビ系）では、「お祭り男」の宮川大輔（５０）が“出動”する。『イッテＱ』では、２０２０年以降コロナ禍で行なえなくなっていた海外ロケが、今年から再開。宮川のコーナー『世界で一番盛り上がるのは何祭り？』も、ついに海外ロケ復活となる。

　宮川が記念すべき海外復活第一弾の舞台として訪れるのは、ヨーロッパ・ベルギーの街、ハッセルト。そこで行なわれる「イェネーバ祭り」に挑むという。

「宮川さんは１０月１８日に公式インスタグラムで『イッテＱ』公式アカウントのリンクを添えて、パスポートを持った写真を投稿していました。別の写真から、投稿の数日前にベルギーを訪れていたことも判明しているので、注目していたファンも多いでしょうね」（テレビ誌編集者）

　宮川は《＃やっとやぁぁぁぁあー！　＃約３年ぶり　＃久しぶりの海外　＃とある国へ　＃イッテＱましたわ。絶対見て欲しいです！　＃入国出国も全然スムーズ！　＃はぁー楽しかったわ。》と投稿していた。

　そんなロケ先のベルギーでは、思わぬ出会いがあったようで――。

「１０月２０日に更新したインスタグラムで、宮川さんは現地のベルギーリーグ観戦をしていたようで、カタールＷ杯日本代表メンバーにも選ばれたシュミット・ダニエル選手（３０）や、多くの日本人選手たちとの写真を投稿していました。

《この日は香川選手のＣＫがそのままゴールに突き刺さりスタジアムの盛り上がりは半端やなかったです‼️》という一文から、香川真司選手（３３）がスーパーゴールを見せた現地時間１０月１５日に行なわれた『ジュピラー・プロ・リーグ第１２節シント＝トロイデン対シャルルロワ』の際に撮影した写真だと思われます」（前同）

　なお、シュミット選手と香川選手以外で写真に写っていたのは、岡崎慎司選手（３６）、橋岡大樹選手（２３）、林大地選手（２５）、森岡亮太選手（３１）だった。旅先で、思わぬ超豪華なメンバーと同席ショットを撮影できたのだ。

「海外ロケ解禁前は、国内でのお祭りロケをしていた宮川さんでしたが、どうしても国内のお祭りは絵面が少々寂しい厳しいものも多く、番組内での存在感低下にもつながっていた。そういう意味で、今回のベルギーロケは宮川さんにとって正念場です。それだけに、幸先のいい出来事でしたね」（同）

■「絵面がイマイチな国内ロケ」と“やらせ問題”が直撃！

　国内でも迫力のあるお祭りはあるものの、やはり“限界”がある。たとえば今年２月６日にとりあげた「練馬大根引っこ抜き競技大会」の会場は東京都練馬区。風景にまったく特別感がない自宅近くの場所だったため、「もうここ、自宅から３０分なのよ」と、露骨にテンションが低い宮川の姿があった。

「そういう背景もあり、ロッチ中岡創一（４４）の『ＱＴｕｂｅ』が人気を奏したり、デヴィ夫人（８２）や河北麻友子さん（３０）といった安定感のあるメンバーが宮川さん以上に人気になったり、ガンバレルーヤや“新出川ガール”の箭内夢菜さん（２２）や横田真悠さん（２３）といった若手メンバーの企画の方が、視聴者にウケている部分がありましたね」（前出のテレビ誌編集者）

　そして、宮川と「お祭り」を語るうえで避けて通れないのが、番組を窮地に追い込んだ「でっち上げ事件」。

　宮川自身に非はなかったが、２０１８年に『イッテＱ』で宮川が挑んだラオスの「橋祭り」が、実際は存在しないお祭りだったことが『週刊文春』（文藝春秋）で報じられ、その後「現地のコーディネーターが番組のために用意したものであったのに制作スタッフが把握していなかった」ことが発覚。日テレが公式に謝罪する“事件”があった。

「その結果、お祭り企画が一時中断になったわけですが、宮川さんにとってさらに不運だったのが、“１年４か月ぶりについに祭りが再開！”と銘打って２０２０年３月８日にアメリカロケ、４月にイギリスロケを放送した矢先に、コロナ禍で海外ロケが今年まで２年間行なえなくなったことでした。

　それだけに、海外復活第１弾でいいところを見せて、大好評を得て、かつ良い数字を叩き出さないと、ますます存在感が低下してしまう。人気復活と“やらせ騒動”からの完全脱却、宮川さんにとって、今回のベルギーの『イェネーバ祭り』は、勝負のロケになると言えそうです」（前同）

　神輿のように「わっしょーい！」と景気の良い好結果が出るといいのだが――。