【独占コメント動画あり】ロックバンド「ユニコーン」のスピンオフバンド「電大」2年9か月振りのライブ開催 (3/4ページ)
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■デビュー10周年の節目を迎えた「電大」
その後、ステイホーム中に制作された最新アルバム『HOME6』より「Life Like Lights」が初披露されると、呉のユニコーンライブの話題に続いて、呉でも大盛り上がりしたユニコーンの「PTA」のフレーズが演奏され、会場は大いに沸いた。川西による「(川西生誕祭&デビュー35周年の)呉ライブはぜひ映像化して発売してほしいよね」とのコメントには、詰めかけたファンから盛大な拍手が送られた。
「呉でのライブと言えば……」と語り始めたテッシーが「実はコンタクトを着けるのを忘れていてあまり見えていなかった」と告白すると、EBIが呉ライブのあとに広島市内の実家に滞在した際、庭に生い茂った木々の伐採中に枝が目を直撃した話を披露。幸いにも処方された薬で事なきを得たとのことだが、今回のライブ前日に発生したというEBIの痛いエピソードには思わず肝が冷えた。
そんな危機一髪だったEBIのベースがうなる「ジョーカーになろう」、続く「A GOOD DAY」は、もちろんおしゃべりだけではない、ベテランミュージシャンの確かな演奏が「電大」の魅力なのだと感じさせられる。
2012年結成の「電大」、実は今年でデビュー10周年の節目を迎えた。しかし、コロナ禍でライブ開催は難しく、この日、久しぶりのステージとなった訳だが、ファンも「次のライブは一体いつ!?」とヤキモキしているハズ。そんな声に応えるかのように川西が「ライブ、やろうよ、来月にでも!」とコールするとEBIが「この会場で、1か月連続でやろう」と謎のアピール。
コロナ禍にキャンプにハマったというEBIが「僕がステージの上でテントを張って泊まるから、テッシーはカレーを作って。この会場は火の使用OK?」と会場担当者に尋ねるが、当然「×」のジェスチャーが返された。
最後に会場に向けて「またみんなに会えてよかった!」と川西が叫んで、人気曲「よかった」が演奏され、本編は幕を閉じた。
アンコールの拍手に応えて間をおかず登場した3人は「また奈良でやりたいね」と笑顔全開。そしてテッシーがスタッフをステージに呼び込み、一人ずつ名前を紹介する。