フルタイム会社員×二児の母×アスリート⁉ 全て並立する「フレキシブルキャリ」。日本ロレアル菅友美さんの働き方 (2/3ページ)
理系の修士卒は研究職の仕事に進む人が多いので、私も食品メーカーや化学メーカーの研究職の面接を受けていました。化粧品業界に進むというのは、学科の特徴から考えるとすごく珍しかったと思います。海洋研究ですからね(笑)。 となると、逆に入ってからお仕事にギャップはありましたか?
そうですね、当時はかなりありました。運良く入社後はshu uemuraの研究開発員として配属されましたが、海洋細菌のコスメの開発のプランがすぐには無かったので、私は研究とは特に関係無く、スキンケア商品の商品開発に関わりました。
でもまあ、なかなか自分の研究をそのまま続けていける研究員も少ないので、社会人になった段階で変化する必要はあるのかなと、必死でスキンケア成分の勉強をしましたね。
社会人になってからも、学生時代とはまた違う勉強を続けられているんですね。 はい。その後、産休・育休を2回取って、現在はスキンケアの成分開発のチームに所属していますが……その間も、できる範囲で日々勉強は続けています。 お子さんもいらっしゃるんですか⁉ 産休・育休を2回取られたということですが、職場復帰は大変ではなかったですか? そうですね、当初はちょっと勇気が必要でした。産休中も結局バタバタで、なかなか勉強ばかりしていられないし、いざ育休が明けても、保育園の送り迎えやら子育てやらで、なかなか残業もできないですし。▲日本ロレアル リサーチ&イノベーションセンターが入っているかながわサイエンスパーク(提供写真)
でもロレアルはすごく社員の生活に理解のある会社で、女性も多いし、産休を取得する方もとても多いので、誰かが休みを取っても「みんなで助け合おう!」という空気があるんです。だから私もがんばらなくちゃと、フレックスタイムで調整したり、家で子育ての合間に勉強したりしています。 職場の雰囲気がとても良さそうですね。それでも、子育てと研究開発職の両立は大変じゃないですか? まあ、開発中も何か分からないことがあれば、本を開いてメモを取ってと勉強しながら働いている感じですね。先輩たちも親身に教えてくれますし、今振り返るとなんとか効率良く両立していたのかなあと。