『スッキリ』「打ち切り」“決定”、『モーニングショー』玉川徹“不在”で「超ジリ貧」…川島明『ラヴィット』が起こした朝のワイドショー「大崩壊」!

日刊大衆

羽鳥慎一、加藤浩次(極楽とんぼ)、谷原章介、川島明(麒麟)
羽鳥慎一、加藤浩次(極楽とんぼ)、谷原章介、川島明(麒麟)

 テレビ朝日の朝の情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』に、久しぶりにコメンテーターを務めていた同社社員の玉川徹氏(59)が登場し、話題を呼んでいる。

 11月10日の放送で、玉川氏は「いま日本に来ている外国人に密着」というテーマで、円安の影響で増えているインバウンド観光客への取材を敢行。スタジオにも登場して取材内容を解説した。

 久々の玉川氏のスタジオ出演に、視聴者からは「久しぶりに玉川徹の元気な姿を観れて良かったわね」「久々の登場に胸が熱くなり。 モーニングショーになくてはならない玉ちゃん」「何か、羽鳥さん今日はいつもより元気な気がする!!羽鳥さんも嬉しいですね~ スタジオのも違うように感じるから、不思議」「久しぶりの玉川さん 大人しすぎてつまらない 前の玉川さんが懐かしい(世間的にはあかんのやろけど)歯に衣着せぬ物言いの玉川さん、カムバック!」といった歓迎コメントが殺到。

 しかし一方で、「なっ、いつの間にか復帰してやがった “二度と目にしたくない奴”が」「玉川徹が出てるのでチャンネルを変えている 正直なところ玉川徹を見たくない」「玉川が出てくると、不愉快極まりない こんな嘘つきをテレビに出すな」と否定的な声も寄せられてネットは紛糾。「玉川さん」はツイッタートレンド入りするほどだった。

■玉川氏はコメンテーターから現場取材者に

 玉川氏は9月28日の同番組に出演した際、菅義偉前首相(73)が同27日の安倍晋三元首相(享年67)の国葬で読んだ弔辞について「当然これ、電通が入ってますからね」とコメント。

 ところがこの発言が事実誤認だということが判明し、翌日の同番組で「訂正して謝罪いたします。申し訳ございませんでした」と謝罪。

 10月4日に行なわれたテレビ朝日の定例会見で玉川氏の処分が報告され、同5日から出勤停止10日間となることが決定。10月19日の放送で約半月ぶりに復帰したものの、コメンテーターとしてではなく現場取材者として番組に携わることが明らかになった。

「玉川氏といえば、“反権力的”と言ってもいいほどの過激コメント、庶民派目線のコメントがお茶の間の、特にシニア層から絶大な支持を得ていました。そしてそれは『モーニングショー』の好調にも直結していました」(制作会社関係者)

■コア視聴率トップの『スッキリ』は来年3月に終了

 テレビ各局が重視する13~49歳のコア視聴率では『スッキリ』(日本テレビ系)、『ラヴィット!』(TBS系)、『めざまし8』(フジテレビ系)の後塵を拝し、全く冴えない『モーニングショー』だが、世帯視聴率は8~9%と長年にわたってトップを走り続けてきた。

「ところが騒動以降、玉川氏はスタジオ不在に。今回の登場で視聴者が沸きましたが、淡々と取材内容を伝える感じになっていて、“ツッコミ不足”“過激さ不足”に不満を持つ視聴者も少なくなかったようです。

 玉川氏の不在、出演してもかつての鋭さはない、そんな状態ですから『モーニングショー』は明確にパワーダウンしています。MCの羽鳥慎一さん(51)も焦りを感じているのではないでしょうか」(前出の制作会社関係者)

『モーニングショー』だけではない。今、朝の番組に大変化が生じようとしている。11月7日に当サイトでも報じたが、極楽とんぼ加藤浩次(53)がMCを務める『スッキリ』が2023年3月に終了することが正式に決定したと、11月9日配信の『週刊女性PRIME』も報じた。

『スッキリ』を巡っては、これまで何度も打ち切り説が報じられてきた。約17年にわたって続いている番組ゆえ、マンネリ化も指摘されていたほか、視聴率もかつての勢いを失いつつあった。

 さらに2021年3月にアイヌ民族への不適切な表現もあり、同年7月に放送倫理・番組向上機構(BPO)から「明らかな差別表現を含んだもの」として“放送倫理違反”が指摘された。

 また、2019年の6月から7月にかけて、芸人の闇営業問題が取り沙汰された際には、加藤が『スッキリ』の生放送で「今の社長、会長体制が続くなら会社を辞める」と所属していた吉本興業を猛批判し、“加藤の乱”と呼ばれる事態に発展。

 これがきっかけとなり加藤は専属エージェント契約へ移行。2021年3月末にはエージェント契約も解除されている。

■『ラヴィット!』が朝番組の常識を崩壊させた!

『週刊女性PRIME』によると、吉本がいま注力しているのが、麒麟川島明(43)がMCを務める朝のバラエティ番組『ラヴィット!』だという。

 番組はスタート当初から「ニュースをいっさい扱わない」というスタンスを貫き、朝から人気芸人の本格的な大喜利や立ち回りが楽しめるバラエティ番組という独自のポジションを確立。『ラヴィット!』が“令和の『笑っていいとも!』”になったという評価も少なくない。

■『ラヴィット!』の視聴率が『スッキリ』を凌駕する日も

 前出の制作会社関係者が続ける。

「今年の年末には、ゴールデンタイムで特番が放送されることも決まっています。今、『ラヴィット!』はまさに絶好調にありますね。

 暗いニュースや怖いニュースばかりを見続けると、視聴者は疲弊してしまいますよね。そういった人にとって『ラヴィット!』は“オアシス”のような存在にもなっていて、20~34歳の若い女性の個人視聴率では、コア視聴率トップの『スッキリ』を超える日も出てきていますからね。

 その『スッキリ』が来年3月に終わり、『モーニングショー』も玉川氏不在で勢いを失いつつある。両番組と同じ情報ニュース番組である谷原章介さん(50)の『めざまし8』は、“漁夫の利”で視聴率が上昇していくのかもしれませんね。

 そして、川島さんの見事な司会ぶりやSnow Man佐久間大介さん(30)と宮舘涼太さん(29)の芸人顔負けのパフォーマンスもあり、毎朝、大盛り上がりを見せている『ラヴィット!』は朝の時間帯番組の“秩序”“常識”を崩壊させ、それが奏功して、いよいよ独走状態に入っていきそうですよね。コア視聴率で首位の座にいた『スッキリ』が終わることで、同番組の若い視聴者がごっそり『ラヴィット!』に流れてくる――ということも考えられそうです」

 2021年3月のスタートから数か月間、打ち切り危機が報じられ続けた『ラヴィット!』だが、現在、ツイッターでは毎日のように番組関連のワードがトレンド上位を独占。『スッキリ』が終わる2023年3月以降は“勝ち組番組”としてトップに躍り出るのかも!?

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