「子どもを支配する親」から逃れるために必要な4つの境界線 (2/2ページ)
価値観が違えば、幸せの尺度も違い、生きたい人生も違う。幸せを感じられるのは自分の価値観に従った時だけ。
・「感情」に境界線を引く
親の感情は親自身が感じているもので、自分が感じさせたものではなない。親の怒りや悲しみに対して罪悪感を抱く必要はない。
・「責任」に境界線を引く
親には「子どもを養い育てる責任」がある。心が健康な親は、養育にかかるお金や時間、労力を、当たり前のように自分の責任だと考えるため、親孝行や恩返しを求めない。子供の方も、無理に親孝行をしようと思う必要はない。
・「過去の自分」「親の呪縛に縛られた人」に境界線を引く
「親に傷つけられた過去の自分」と「今の自分」は違うということを認識する。そして、思い出される記憶は今の自分にとって危険なものではないということを認識する。それによって親にまつわる記憶のフラッシュバックをやわらげることができる。
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親に対して嫌なことを嫌だと言えなかったり、言いなりになってしまっているとしたら、それは親に自分の人生を奪われている状態だ。どんなに親が嫌でも、親が自分から変わることは望めない以上、自分が親との関わり方を変えるしかない。
それは簡単なことではないが、不可能なことでもない。本書は、そのための一歩を踏み出す人にとって大いに助けになるはずだ。
(新刊JP編集部)