うれしいニュース。絶滅したと思われていた色鮮やかなハトを140年ぶりに目撃 (1/4ページ)
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パプアニューギニア東沖のファーガソン島で、絶滅したと思われていた大型でカラフルなハトがおよそ140年ぶりに確認されたそうだ。
「Black naped Pheasant pigeon」と呼ばれる、黒い首筋のゴクラクバトの一種の動く姿が、観察用カメラにとらえられていた。
アメリカ鳥類保護協会(American Bird Conservancy)によると、このゴクラクバトは幅が広く、横方向に圧縮された尾を持つ、地面に住む大型のハトで、パプアニューギニアの東沿岸の島にのみ生息する固有種だという。
・140年ぶりに生きている姿が確認されたゴクラクバトの一種
今回撮影された写真と映像は、1882 年以来初めて科学的に記録されたものとなる。
探検チームの共同リーダーである、アメリカ鳥類保護協会のジョン・C・ミッターマイヤー氏は、「まるでユニコーンを見つけたようなもの」と、その発見の凄さについて説明する。
「自然保護活動家やバードウォッチャーとして、生涯の夢が叶ったような瞬間」と、その喜びを語っている。
同じく共同リーダーである、コーネル大学の博士研究員ジョーダン・ボアズマ氏は、「カメラの前を横切るこの鳥の写真に、衝撃を受けました」と話す。