１１月２６日放送のラジオ番組『ＳｉｘＴＯＮＥＳのオールナイトニッポン　サタデースペシャル』（ニッポン放送）で、森本慎太郎（２５）の意味不明な野望発言が暴走。田中樹（２６）はあきれ、トークの仕切り役を投げ出していた。

　番組開始から５０分ほど経ったころ、近況トークコーナーに入ると、森本は、これまでダイビング、日記、七輪、業務用フライヤーでから揚げ、ネギなど、いろんなことにハマってはすぐにヤメていたと振り返ると、“最新森本トレンド”は朝活と炊き込みごはんだと明かした。

　森本は、ツイッター社の買収など、いろんなニュースになっているイーロン・マスク氏のことが気になって調べてみたら、アメリカの経営者に興味を持ったとし、「アメリカの経営者や会社員って、みんな、朝活やってんだよ」と語ると、朝活のうんちく話を披露。

　続けて、「朝起きて、３０分走って、シャワーを浴びて、炊き込みご飯食べて、俺は今、アメリカ経営者マインドだから、イーロン・マスクみたいに発明したりとか、この世界を良くすることができないか考えてる」と語り、今度は炊き込みご飯うんちくを披露した。

　そして、考えついた発明が“スポンジ乾燥機”と“ベッドソファー”だと明かし、２つの発明がいかに素晴らしいか熱弁。田中は笑いをこらえて聞いているようだったが、森本は「これで特許が取れるんですよ。ジャニーズで特許持ってる人はいない！」と自信満々だった。

■森本慎太郎をガチで止めた田中樹

　さらに、Ａｐｐｌｅの元ＣＥＯであるスティーブ・ジョブズ氏でも、ｉＰｈｏｎｅを発売した時は笑われていたというエピソードを披露。ジョブズ氏はタートルネックにジーンズという定番のファッションを着続ける、ノームコアというライフスタイルだったと語った。

　すると森本は、ジョブズ氏のマネをして、短パンにビーチサンダルを自身のノームコアにすると宣言。「そのイメージをつけるために、『紅白』ビーサンで行っていいですか？」と、３年連続で出演が決まった『ＮＨＫ紅白歌合戦』に、衣装ではなくノームコアで出たいと訴えた。

　田中は「失うものが大きすぎるんで、ぜひ、やめていただきたい。見たことないよね、『紅白』でビーサン。なんでか分かる？　やっちゃいけないんだよ」とダメ出し。それでも森本は「そういうのを壊していかないと、イーロン・マスクやジョブズになれないんだよ」と主張した。

　これに田中が、「イーロン・マスクやジョブズも『紅白』は革靴だよ。きっと履きます」とツッコんでも、森本は「そうなのかな？　たぶん履かない思うけどなぁ」と諦められない様子。田中は「それを朝活で“そういう良いな”と思ったの？　朝活やめて下さい」と言い捨てた。

　このやり取りを受けたリスナーの、「森本さんは興味あるテーマがしょっちゅう変わって、何をしたいのか分からない」というメールを代読すると、田中は「どうせ、朝活もすぐやめる」と指摘した。たしかに、大晦日の『紅白』のころには、森本は朝活もノームコアもすっかり忘れていそうだ。