株式会社カナリアコミュニケーションズは『根本治療で「本当の健康」を手に入れる本』(伊東エミナ 著)を10月19日に発売しました。本書は根本治療（ラディカルキュア）について余すところなく紹介した一冊です。



◆自らの不調に苦しんだ女医が提唱する根本治療とは？
著者の伊東エミナは医学博士号を持つ医師であり、エミーナジョイクリニック銀座の院長を務める人物です。アメリカ留学中の病気体験と、それを克服してきた経験を通して、根本治療と予防に関する治療に現場で取り組み続けています。
本書では根本治療は「薬を使わない科」であると記されています。薬を使わない治療と聞くと漢方や、瞑想やヨガによる体質改善といったイメージを思い浮かべるかもしれません。しかし著者が実践する根本治療は、世界の医学的なエビデンスに基づき、身体の機能的な根本原因を明らかにし、それに対する治療や予防を行う先端医療を指します。何より体の作りは一人ひとり違うため、個性に適合した予防、治療を提起し、最終的に精神と身体のトータル的な機能の回復を実現します。また「いつまでも若く、美しく」という願いを実現することも同時に可能となります。

◆鍵を握るのは自律神経
根本治療の鍵を握るのが自律神経です。体のさまざまな場所を司る自律神経が乱れると、心身の不調となって現れます。「自律神経バランスを改善することを抜きには、根本治療は成り立たないといっても過言ではない」と著者が述べる通り、重要です。アトピー性皮膚炎、うつ病、不妊症などとも自律神経のバランスとの関わりがあると指摘されています。まさにあらゆる要素と関わりがあるのが自律神経なのです。

◆根本治療の3つのポイント
本書では根本治療（ラディカルキュア）をきわめるための3要素も紹介されています。
・脊椎調整治療（体の痛み、しびれはもちろん頭痛、疲労感、うつや下痢・便秘、睡眠障害、花粉症皮膚炎、ADHDなどに改善が見られる）
・腸（腸内環境ばかりでなく腸外環境の改善も意識、発酵食品がすべて腸にとって良いわけではなく、症状や個人差による）
・遺伝子（遺伝子情報を個人に最適な治療や予防に活かす。遺伝子情報から自分に合ったサプリメントなどがわかる。著者のクリニックでは2000項目におよぶ先端遺伝子検査を実施中）
本書ではこのほか、著者が考える診療科ごとに分かれた「縦割り医療」の弊害や、薬の大量投与、海外と比べて遅れた予防医療への理解など、現在の日本の医療への疑問も記されています。
また本書の巻末には「“かくれ不調”セルフチェックシート」も付属していますので、自らの健康に向き合ってみてはいかがでしょうか。

【書籍情報】　　
『根本治療で「本当の健康」を手に入れる本』(2022年10月19日発売）
¥1980(税込)
Amazonページ短縮URL: https://onl.tw/wH6ZRq1



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