資産40兆円「世界一の大富豪」イーロン・マスク、ツイッター買収で大リストラ!将来は火星へ!プーチンも恐れる超ヤンチャ武勇伝
金持ちの道楽か、天才実業家の英断か!? 現代の大富豪、実業家のイーロン・マスク氏(51)がツイッター社を買収後、大リストラを断行したことで、大きな波紋を呼んでいる。
「マスク氏は10月27日に総額440億ドル(約6兆4000億円)で米ツイッター社を買収。即日、経営陣を解雇したうえ、従業員に対しても、“長時間猛烈に働くか、解雇か”をメールで突きつけました。わずか3週間で、従業員数は7500人から2700人にまで激減したと米メディアは報じています」(経済誌記者)
騒動はいまだ収まらず、世間からの批判に対し、マスク氏も怒りを爆発させている。
「米アップルがツイッターでの広告をほぼ停止し、アップルストアからツイッターのアプリを排除する可能性があるといいます。それに対し、マスク氏は“言論弾圧だ”と嚙みつきました」(前同)
■デーブ・スペクター「ビジネスマンとしての手腕は天才的」
では、イーロン・マスク氏とは、どんな人物なのか。
「ビジネスマンとしての手腕は天才的ですよ」
こう語るのは、放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏。
「CEOとして電気自動車企業のテスラを育て上げ、宇宙開発企業スペースXも、NASAを下請けにしてしまったかというほど、成功しています」
資産は40兆円超で、2022年にフォーブス誌が発表した世界長者番付で第1位。ちなみに、2位はアマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏(58)だ。
「モットーは“毎週100時間、がむしゃらに働くことで成功する”という、昭和のサラリーマンもビックリな精神の持ち主です」(前出の経済誌記者)
■ロシア大統領に一騎討ちを挑んで
その素顔もモーレツそのもの。
「今年3月、ロシアのプーチン大統領に対して“一騎討ちを挑みます。ウクライナを賭けて”と挑発ツイート。実際、ウクライナにスペースXの衛星通信を無償提供し、戦時下のネット環境をサポート。ドローンを使った最新の戦闘を後方支援し、プーチンを脅かしました」(同)
そうかと思えば、10月3日には、ウクライナ戦争を巡る和平案として「クリミア半島をロシア領にする」といった、ロシア寄りの主張をツイートし、世界中から集中砲火を浴びたばかり。
■トランプ前大統領のツイッターアカウントを独断で解除
さらに、ツイッターCEOとしてもやりたい放題だ。
「永久凍結されていたトランプ前米大統領のツイッターアカウントを、独断で解除し、問題視されています」(全国紙国際部記者)
“炎上男”マスク氏に、前出のデーブ氏も、こう言ってあきれる。
「トランプに近づいて応援したかと思えば、本来は民主党支持だと、すぐに翻す。今はビジネスマンというよりも、思いつきの行為が多くて逆効果ですよ。ツイッター買収も、ビジネスではなくて、趣味が高じただけ。引くに引けない状態で、高値でつかまされて、その腹いせに社員を首切りとは冷静ではないですね」
さらに、アメリカでは、マスク氏のイメージも急降下中だという。
「経営者としての偏った価値観が露呈し、米国内にはマスク氏への嫌悪感が蔓延中です」(前同)
そんなマスク氏の今後はというと、「彼の野望は火星への移住。スペースXを創立したのも火星を植民地化するためで、50年までに、火星に100万人を送り込む計画なんだとか」(経済誌記者)
火星へトンズラで一件落着!?