テレビ朝日『ボーイフレンド降臨!』アサヒ・キンプリ高橋海人が取り戻す「ひとりの人間としての幸せ」 (2/3ページ)

日刊大衆

 その不器用さや苦しい思いを理解しつつも、渉は一刀両断する。辛酸をなめてきた渉にしてみたら、それは甘えに感じられたからだ。誰にどんな評価をされようと、自分が制作したものである自覚と自信があればいいと言い切ったのがカッコいい。

 渉の言葉にショックを受けるアサヒだったが、絵は自分の情熱を形にしたものであり、“絵を見てほしい”は“自分を見てほしい”だったのがなんとも切ないではないか。そんなアサヒの思いを汲み取り、ビシッと教えてあげた渉は、恋人ではなく姉のような存在になっているのがとてもいい。この関係がこれからも続くことを願う。

■漆畑澄人は望んでいた幸せをつかめるか

 漆畑澄人の生活に戻ったが、アサヒとして過ごした日々と、かしこ(桜井ユキ/35)と一緒に仕事をしていたことばかり思い出してしまう。かしこの笑顔と、仕事にまい進する横顔が好きだったのだろう、胸の中にジワジワと想いが広がっていく表情がとてもいい。

 なにより、記憶を失っていた自分はいつも充実していて、ありのままの自分を受け入れてくれる優しい人たちに囲まれて、幸せだったのだ。思うままに絵を描いて、社内のみんなに喜ばれて、化粧品メーカーのキービジュアルとして採用が決まった時は、心の底からうれしかっただろう。それは、“漆畑澄人”というブランドでもない、政治家の息子でもない、ひとりの人間として認められたと感じることができたからだ。

 記憶を失う前に求めていた、何者でもない自分を見てくれる人たちとの幸せな時間がそこにはあった。純粋に好きで絵を描いて、誰かにいいねと言われる喜び、それは漆畑澄人の原点といえるだろう。正体を明かして会社のために絵を描いてほしいと言うことだってできたのに、自由な発想で好きな絵を描かせてもらえたのは、周囲の統一的な理解がないと難しい。それに気付いた時には、もう体が勝手に動いて走り出していたのは、失いたくないものに気付けたからだ。

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