他の国って大晦日や元旦に何食べてるの?世界6か国の縁起の良い料理
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日本なら大晦日に年越し蕎麦(そば)を食べると縁起が良いと言われている。蕎麦は他の麺類よりも切れやすいことから「今年一年の災厄を断ち切る」という意味が込められているそうで、江戸時代にはすでに定着していた日本の食文化である。
他の国にもゲン担ぎのような縁起のいい食べ物って存在するのか?
あるようだ。ここでは世界6か国の大晦日や元旦に食べると縁起が良いと言われている食べ物を見ていこう。
・1.ぶどう スペイン
スペインや中南米のスペイン語圏の国々では大晦日から元旦に切り替わる深夜0時、12回鳴る鐘の音と共12粒のぶどうを食べる風習があるという。
これは「幸運を呼ぶ12粒のぶどう」と呼ばれ、1粒が1か月分なので12粒で12か月(1年)分だ。
鐘の音が鳴り終わるまでに全部食べ切ると新年に幸運が訪れ、願いが叶うと言われている。
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・2.黒目豆 アメリカ南部
黒目豆はささげ豆の一種で繁栄の象徴とされている。アメリカ南部定番の新年料理「ホッピン・ジョン」には黒目豆が使用されており、食べると縁起がいいそうだ。
更にお金が貯まるとされる、アブラナ科に属する葉野菜「コラードグリーン」をくわえることでより一層の幸福が期待できるという。
日本でも昔から「豆」は縁起物とされてきたが、海外でも豆って縁起物なのだね。
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・みかん 中国
みかんは、中国のお正月には欠かせない果物だ。みかんは 中国語の発音が「お金」「吉」と似ていることから、幸運と富を呼ぶ縁起のいい食べ物とされている。
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・4.プレッツェル ドイツ
ドイツでは新年に「ノイヤールス・プレッツェル」というドイツ発祥の焼き菓子パンを食べる。ノイヤールスは新年を意味する。この時食べるプレッツェルは通常のものよりも大きく、甘く味付けされていることが多いという。
プレッツェルには穴があいているため、先を良く見通せるという意味があるという。通常のプレッツェルは穴が3つ空いているのだが、ノイヤールス・プレッツェルはドーナツのように大きく穴が1つだけあいた形にすることもあるそうだ。
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・ヴァシロピタ ギリシャ
ギリシャや東ヨーロッパ、バルカン諸国では正月にヴァシロピタ(Vasilopita)と呼ばれるケーキを食べる。
ケーキだったりパンだったりすることもあるが、必ず中に1つコインが入っている。コインはアルミホイルに包み生地に入れて焼かれることが多い。
切り分けられたケーキの中に、コインが入っていれば、その人はその年で一番幸せになると言われている、いわばおみくじケーキだ。
また、ヴァシロピタの切り分けにはいくつかルールがあるそうだ。
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・バターを塗ったパン アイルランド
アイルランドの伝統的な習慣の 1 つは、元旦にバターを塗ったパンを食べることだ。かつて、バターを塗ったパンは贅沢品と見なされていたため、富の象徴として食べる習慣がついたそうだ。
また、古くなったパンを家の壁に叩きつけるという風習もある。いわゆる厄除けを意味するのと、福を招いて新年に十分なパンが買えるように願う意味もあるそうだ。日本の節分の豆まき的な行事だね。
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ということで、世界各地で、願掛けやゲン担ぎとして食べ物を利用しているという事実がわかったところで、我々は年越しそばで来年の幸福を祈ろうじゃないか。
References:7 foods that you can eat 'to bring you good luck in the new year' | indy100 / written by parumo
追記(2023/01/01)本文を一部修正して再送します。
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