夫が祖父を討伐。琉球の悲劇の王女、百度踏揚(ももとふみあがり)の運命に翻弄された人生(前編) (2/2ページ)

Japaaan

尚泰久王は阿麻和利を警戒する意味で、百度踏揚を政略結婚に利用したのです。

夫が祖父を討伐

1458年、尚泰久王は阿麻和利に残酷な役目を任せます。なんと、百度踏揚の祖父・護佐丸を、阿麻和利に討伐させたのです(阿麻和利が自ら護佐丸の謀反を王に密告したなど諸説あり)。

阿麻和利にしてみれば義父の尚泰久王の命令は断れませんが、標的の護佐丸も彼にとっては義祖父。複雑なジレンマの中で討伐を行った事になります。尚泰久王にとっては、実は義父の護佐丸の存在は目の上のたんこぶだったので、新しく血縁を結んだ阿麻和利が手を下した事は非常に都合が良かったのです。

しかし百度踏揚にしてみれば夫が祖父を殺してしまったのですからまさに悲劇です。しかしこれは序章に過ぎませんでした。

(後編に続く)

日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan

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