熊本市公式YouTubeチャンネルで霊夢と魔理沙が「ゆっくり解説」 どうしてこうなった?市役所に聞く (2/2ページ)

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どうして「ゆっくり解説」を作ろうとしたの? (画像は熊本市公式YouTubeチャンネルの動画のスクリーンショット)

職員によると、熊本市上下水道局内には、事業内容を発信するための広報戦略などを考えるグループがある。その会議の中で「今の時代に何かを伝えるならば動画だろう」という話になったが、そこで問題となったのが動画の形式だった。

「外注するには予算もかかりますし、手の込んだものだと継続して作るのが難しい。悩んでいた時に私をはじめ、職員の中に『ゆっくり解説』を知っている人がいました」(総務部経営企画課の職員)

「ゆっくり解説」は自分たちが発信したい内容に合っているし、活用している自治体はほかにない。それにYouTubeをよく見ている20~50代の層に見てもらえるのではないか――そんな思いもあって、「ゆっくり解説」で行くことが決まった。

魔理沙と霊夢が熊本市の上下水道事業を紹介(画像は熊本市公式YouTubeチャンネルの動画のスクリーンショット)

その後、熊本市上下水道局は「東方Project」を手掛ける「上海アリス幻樂団」やイラストレーターにも許可を取り、制作、公開に至ったという。

だが、ここで一つ疑問がわいた。わざわざ他のキャラクターを使わなくとも、熊本には「くまモン」という存在がいるではないか。ゆっくり解説に、絶対に魔理沙と霊夢を使わなければならないルールもないと思うのだが......。そんな記者の問いかけに、総務部経営企画課の職員は

「『ゆっくり解説』というのは完成されたジャンルだと思います。キャラクターを変えてしまうとコンテンツが崩れてしまいますし、魔理沙と霊夢を変えるつもりは最初からありませんでした」

と答える。職員も普段から「ゆっくり解説」の動画をよく見ていて、魔理沙と霊夢の起用には強いこだわりがあったようだ。

熊本市上下水道局では3人の職員で動画を制作しているため、業務状況にも左右されることはあるそうだが、担当職員は「今後も『ゆっくり解説』動画を投稿していきたい」と話していた。

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