高税率のウラで…金持ちが実践する「税金の逃れ方」 (2/2ページ)

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大企業の経営者などでは、会社からもらう役員報酬はそれほど高額ではないが、持ち株から莫大な配当収入を得ているケースもある。役員報酬として多額のお金をもらってしまうと高い税率がかかってしまうため、配当報酬という税率の安い方法で受け取っているのである。

こうした収入のもらい方の工夫によって、資産家の実質税負担率は驚くほど低くなることが本書を読むと分かる。所得1億円までは税負担率は上がる一方だが、1億円を超えると急激にその率は下がり、所得が100億円となると実質税負担率は13.5%まで下がるというデータもある。この数字はサラリーマン1年生よりも少ないという。

税金の仕組みをよく理解して、巧みに税負担を低く抑える資産家と、支払う税金に無自覚なまま毎月納め続けている会社員。「富める者はもっと豊かに、貧しい者はさらに貧しく」という二極化の原因は、もしかしたらこんなところにもあるのかもしれない。

そして、資産家たちが実践している税金を抑えるための工夫の中には、一般的な会社員でも使えるものが多々ある。本書を読めば、自分が納めている税金の多さに驚くと同時に、税の仕組みを理解して、回避できるものは回避しようという気持ちが芽生えてくるはずだ。

(新刊JP編集部)

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