東京女子プロレス“でじもん”パートナー対決へ遠藤有栖「鈴芽さんに全てを全部出し切って、勝ちに行きたい」

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鈴芽と遠藤有栖
鈴芽と遠藤有栖

 東京女子プロレスは2日、都内で記者会見を行い、ビッグマッチ『GRAND PRINCESS '23』3.18東京・有明コロシアム大会のオープニングマッチで、鈴芽と遠藤有栖による「でいじーもんきー(でじもん)」のパートナー対決を発表した。両者は遠藤のデビュー戦(2021.1.4東京・後楽園ホール大会)でシングル対決し、先輩の鈴芽が勝利。その後、2人はタッグを結成したためシングル戦を行う機会がなかったが、それ以来、2年3か月ぶりの一騎打ちとなる。

 遠藤は「タッグを組ませてもらってから、タッグのベルトに一緒に挑戦したり、タッグトーナメントにも一緒に出場して闘ってきたんですけど、最後に負けるのはいつも私で。2人でメチャメチャ悔しい思いをして。でも、私自身の力が足りないなと何度も思ってたし。一人の力でも勝てるようにならなきゃなと思ってて。最近やっとシングル初勝利ができて、ちょっと自分に自信がついたなって思ってきた時、鈴芽さんとのシングルが決まって。ちょっとビックリしたんですけど、タッグパートナーだけど超えたい相手でもあるので。私の今持っている全てを全部出し切って、勝ちに行きたいと思います」と先輩超えを宣言。

 鈴芽は「大きな大会、大きな会場で、一番乗りで私たちが闘えることをすごくうれしく思ってます。対戦相手の有栖は最近、“有栖、本当に強くなったよね”って、いろんな方から声を掛けていただくんです。その通りなんだけど、有栖はずっと前からすごく強くて、すごいヤツなんですよ。デビューして大事な後輩で、いつの間にか隣に立ってて、もしかしたら今は前を走っているかもしれないと思ってます。先輩としてはここで負けるわけにはいかないと言うべきなんですけど、正直なところやってみなきゃ分からないと思ってます。タッグパートナー同士の対決は本人たちにとっても、見てる人たちにとっても、複雑な思いがあると思うんですけど、私は後輩だからとかパートナーだからとかではなくて、シンプルな話で、今どっちが強いか勝負だ。遠藤有栖!」と遠藤の気持ちを受け止めた上で、勝利をもぎ取るつもりだ。

(どら増田)

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