2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー車種紹介!今回はどんな車が!?
2022-2023年の日本カー・オブ・ザ・イヤーが決定しました。今年の総合一位は、軽自動車規格モデルたちでした。しかも量産EVモデルが一位という事です。今回総合一位となった軽自動車は、日産と三菱の共同開発モデルとなっています。
今回は、2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤーで入選した車種などを中心に、選ばれた理由などを含めて解説していきます。
■2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー順位表 1 日産 サクラ/三菱 eKクロス EV (日産自動車株式会社/三菱自動車工業株式会社) 399点 2 ホンダ シビック e:HEV/シビックタイプR (本田技研工業株式会社) 320点 3 トヨタ クラウン (トヨタ自動車株式会社) 236点 4 マツダ CX-60 e-SKYACTIV D 3.3 (マツダ株式会社) 141点 5 日産 エクストレイル (日産自動車株式会社) 84点 6 ヒョンデ IONIQ 5 (ヒョンデ モビリティ ジャパン株式会社) 75点 7 日産 フェアレディZ (日産自動車株式会社) 72点 8 ルノー アルカナ (ルノー・ジャポン株式会社) 70点 9 BMW iX (ビー・エム・ダブリュー株式会社) 45点 10 ランドローバー レンジローバー (ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社) 30点 11 スズキ アルト (スズキ株式会社) 28点通常であれば、ベストカーは10位までの選考になるのですが、今回は10位の指名数が同数の結果だったため、規約に沿って11車種が選考に残る結果となりました。ノミネートは48車種でした。
その11車種を再度選考に掛けた結果、順位が確定しています。こうしてみてみると、軽自動車から普通車、そして輸入車と幅広い車種で構成されていることがうかがえます。
■2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー 日産 サクラ/三菱 eKクロス EV引用:https://www.jcoty.org/
最大の選考理由は、EVモデルをより身近になるように設計した車両価格であると云う事です。しかも日本独自規格である軽自動車部門で行ったことの評価が非常に高かったと言われています。
このEV軽自動車は、これからの日本の進むべき道も記している事への評価も高く、さらにEVモデルが現ガソリンモデルよりも性能的に劣っていないという評価も加わっているようです。
■2022-2023インポート・カー・オブ・ザ・イヤー ヒョンデ IONIQ 5引用:https://www.jcoty.org/
革新的なエクステリアや内装が評価されているようです。またEVモデルとして、498km~618km(WLTCモード)の走行を可能としていることで、かなり実用的なモデルであるとの評価ありました。
■2022-2023デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー BMW iX引用:https://www.jcoty.org/
今までのBMWデザインを大きく変更して、失敗を恐れない挑戦をしたという観点での評価が高かったと云う事です。また車内空間では、ラウンジにいるような雰囲気に仕上げている事への評価も多くありました。
■2022-2023テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー 日産 エクストレイル
引用:https://www.jcoty.org/
第二世代e-POWERは、1.5L可変ターボエンジンで電力を生成し、モーターで駆動するという仕組みです。この技術の革新が一番評価されたと考えます。ハイブリッドモデルの中でも異色な存在ですが、見事に4WDシステムも駆動させています。
■2022-2023パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー シビック e:HEV/シビックタイプR引用:https://www.jcoty.org/
ホンダの目的である走行性能を損なわないハイブリッドシステムに、e:HEVがあります。走行性能と環境性能を見事に組み合わせた点が評価されているようです。またタイプRは、VTECターボエンジンによって街乗りからサーキットまでこなせるモデルとして、パフォーマンスの高い車と位置付けられました。
今回ノミネートされた車には、新型クラウンやCX-60(3.3ディーゼル)などもありました。これらのモデルたちも、それぞれかなりの特徴があったと思います。今回入選されたモデルたちは、完全EVという未来を見据えたモデルであったと考えます。
日本カー・オブ・ザ・イヤーは、その時々や未来への期待なども含まれた選考になると筆者は感じます。少なくともノミネートされた48車種は、未来への期待などが加味されたノミネートであったと言えるでしょう。
■まとめ2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー車種紹介!今回はどんな車が!?をまとめると
実用的な軽自動車でEVというモデルを生み出した、日産と三菱モデルは、日本カー・オブ・ザ・イヤーにふさわしいモデルたちであると感じます。 輸入車部門では、アジアのEV化が評価につながっていると感じました。今後は、ドンドンEV化への波が押し寄せてくると感じます。日本の自動車企業も、これからEVへの取り組みを加速させていく必要があるのかもしれません。