信じても報われない?「“好き”を仕事に」の無責任さ (2/2ページ)
近年「仕事はつらいもの」ではなく「仕事は楽しいもの」という考え方が広まるにつれて「今の仕事は楽しくないから、自分には向いていないのではないか」と悩む人も増えた。
実際には「“好き”を仕事に」というよりも「働いているうちにその仕事のおもしろさがわかって好きになる」というケースが多いもの。社畜から抜け出したくても「“好き”を仕事に」を真に受けすぎるのも危険である。
◇
「イニシアチブ」「経営者目線」「アットホーム」。
普段から触れている耳障りのいい言葉のなかに、人を社畜にするような価値観や考え方が潜んでいることは決して少なくない。あまり真に受けずに、「自分はどう働き、どう生きたいか」を指針として、会社に染まりすぎずに働くのが「社畜化」を防ぐ唯一の道かもしれない。
今の自分の働き方や生き方を見直して、本来望んでいた道に戻すために、本書は大いに役立ってくれるはずだ。
(新刊JP編集部)