大相撲、宇良が正代に反則? 取組後の映像から疑惑浮上、「物言いぐらいつけろよ」と不満の声も

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 22日に行われた大相撲3月場所11日目。今場所6勝目を挙げた平幕・宇良に反則があったのではと物議を醸している。

 前日まで「5勝5敗」の宇良はこの日、「6勝4敗」の平幕・正代と対戦。立ち合い胸からぶつかってきた正代に少し押し込まれるも、右を差しながら押し返し懐に入る。対する正代は宇良の右腕を左腕で抱え込みつつ右を差そうとしたが、宇良は前に出てきた正代に合わせるように反時計回りに引き肩透かしを決めた。

 宇良の右側から取組を見ていた行司は宇良に軍配を上げ、土俵下の勝負審判からも物言いはつかなかった。ただ、NHK中継で取組終了後に流れたリプレー映像には、宇良が正代の頭を左手で押さえつけながら肩透かしを繰り出す際、正代の後頭部の頭髪をわずかにつかんだような様子が映っていた。

 相撲では対戦相手の頭髪(まげも含む)をつかんだり引っ張ったりする行為は禁じ手とされ、故意、偶然に関係なく反則負けの対象となる。直近では2023年1月場所千秋楽・阿武咲対豊昇龍戦で、阿武咲が豊昇龍の頭を押さえつけながら引いた際、豊昇龍のまげを左手でつかんだとして反則負けとなったケースがある。

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 取組後に流れたリプレー映像を見たネットユーザーからは「あれ? 宇良は正代の髪の毛掴んでないか?」、「宇良の指が正代の髪に入って引っ張ったようにも見えた」、「本当に掴んでたなら宇良勝利は完全な誤審だぞ」、「審判団動かなかったけど、確認の物言いくらいはつけろよ」、「物言い込みで宇良勝利ならまだ納得できたんだが…」といった、物言いがなかったことへの不満が寄せられた。

 今場所は8日目の平幕・高安対平幕・平戸海戦でも、平戸海に寄られた高安の左足が土俵外に出るのとほぼ同時に、平戸海の右足つま先が返って地面についている様子がリプレー映像に出たものの、審判団から物言いがなかったとして物議を醸している。協議後の結果がどうであれ、納得感を与えるために物言いをつけてほしいと思っているファンも少なくないようだ。

文 / 柴田雅人

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