あまりに過酷で辞めてしまう!? 看護師夜勤の実態について現役医師がレポート (2/2ページ)

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実際、食事はおろか、水分摂取やトイレさえも行けない時も多く、看護師の多くが悲鳴をあげている。

夜勤が終われば

夜勤帯の時間が終われば、看護記録の作成が待っている。

看護記録とは、患者の記録のことで、どんな内容の発言があったか、どのようなイベントがあったか、そしてどのように対応したかなどが書かれている。

看護記録を書いているとあっという間に10時や11時頃になる。

よく夜勤明けの看護師が、疲れ果ててカルテの前で寝ている姿を見かけて心が痛む。

夜勤の実際

つまりは、夜勤看護師は、最低でも16時頃から翌朝10時頃まで18時間も病院にいるのだ。

さらにいえば、夜勤帯以外の時間は、看護記録や担当患者の予習をしていても時間外労働として認められないことがほとんどだ。

夜勤明けの日に日勤が続くことはほぼないが、次の日も夜勤がある場合がある。

そうなると、11時頃に家に帰ってきて、15時頃に起きて病院に行かなければならない。

このような睡眠時間でまともに労働ができるのだろうか。

夜勤のストレスで病気になり、看護師を辞めてしまった方も何人も知っている。

看護師の夜勤改善が必須

医療は患者に利益をもたらすためにある。

このような看護師の夜勤の実態では、患者にいつ不利益が起きても不思議ではないし、現実問題として起きてしまっているように思う。

早々に看護師の夜勤の改善が必要だ。

執筆者:あやたい

医療制度や医療職・医療現場が抱えるさまざまな問題について考える医師。

日々変わっていく医療現場から生の声や、日常に役立つ医療知識を発信したいという思いで執筆。

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