2023年度版テクノロジートレンドを発表〜AI、デジタルツイン、リアルタイムコンピューティングが2023年のテクノロジートレンドの鍵に〜 (4/6ページ)
ジェネレーティブAIには、コンテンツ制作に革命を起こす潜在能力があり、マーケティング、デザイン、エンタテイメント、ソフトウェア開発、メディアなど様々な産業分野に影響を及ぼす。コンテンツ制作の民主化が進むだけでなく、そもそも既存のコンテンツ制作の状況を一変させる力も秘めている。
西側と中国のライバル関係がハイテクで顕著に: 西側諸国と中国の間には、特にハイテク分野において、火花を散らすライバル関係がある。双方の政府が協調・活用関係を解消する施策を取ることで、2023年にはそれがさらにエスカレートしそうだ。昨年10月には米国はハイテク技術の輸出に制限を設けた。これは、米国製の設備やノウハウを用いて製造された最先端半導体への中国企業のアクセスを遮断するためのものである。
eSIMが主役に向け、準備整う: 2022年はeSIMエコシステムにとって大きな節目の年となった。sSIMは急速に普及し、セルラー技術において最も好ましいSIMの形態という地位を築きつつある。今や260を超える移動体のキャリア(MNO)やMVNOがeSIMをサポートし、それぞれが1社あたり平均35機種のeSIM搭載端末にサービス行っている。しかし、eSIMの採用は2023年にもっと急速になるとみられる。IoTモジュールの4台に1台はeSIMになる可能性がある。
XR ― 戦略の見直しと、新たな市場機会の登場: 消費者もコンテンツ提供側も、約束されていたはずのXR体験の実現を待ち望む中、XRの主要企業は2023年に入って戦略の練り直しを進めている。最近になって、Qualcomm、Google、Samsungが、QualcommのSnapdragon XR Tech、Googleのエクスペリエンス提供のノウハウ、Samsungの機器開発製造能力を結集して、複合現実(MR: Mixed Reality)向けのプラットフォームにむけて協業すると発表した。また、Appleは近日中に同社のMRヘッドセットを発売するとみられている。
サステナビリティ ― テクノロジーが原因究明に活躍: 人類は、地球の資源を、生物学的に再生可能な量の1.75倍のペースで消費している。そのため、企業は必然的に自社資源の消費や業務プロセスの効率化に注意を払うようになっている。