1000℃の鉄球を竹に置いた実験が話題 専門家に「なぜ竹が燃えないのか」聞いた (2/2ページ)
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大阪染織機械株式会社
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「タケを含む木材が着火するのは260℃程度と言われますが、水分があると、熱が流れてきても水分 がなくなるまで100℃前後でその部分の温度が停滞します」。
「水を蒸発させるには、かなりの熱が必要となり時間を食います」
②「タケを含む木材は、金属やコンクリートなどと比較して熱伝導率(熱の通しやすさ)が低いため 、鉄球から離れるほど流れてくる熱の量がどんどん小さくなります」。
「さらに、炭化することで元の状態よりも熱伝導率は下がります」。
「そのため、鉄球を置いた直後は上端付近の熱分解により火炎が生じたものの、時間が経つにつれ、熱分解する領域が下に移動して鉄球との距離が離れ、その間の炭化物が熱の流れを阻害するために可燃ガスの出る量が減る、というメカニズムとなります」。
「基本的にはこれら①と②の両方が効いて、割とすぐに火炎が維持できるほどの可燃ガスが出なくなったのではないか、と考えます」とのことだ。
(画像提供:大阪染織機械株式会社)
SNS上では、「実に興味深い実験」、「この実験シリーズが楽しみ」など、今後への期待も高まっている。
(画像提供:大阪染織機械株式会社)
(取材 小野貴弘)