巨大タコが浜辺に打ち上げられ海に戻れない!10歳の少女らが水をかけ続け命を救う (1/4ページ)
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「あの時助けてもらったタコです」と、のちに少女のもとに手土産をもって姿を現すかもしれない。
浜辺に打ち上げられ海に戻れなくなってしまったタコを最初に発見したのは、カナダから、アメリカ・ワシントン州の国立公園の海にやってきた10歳の少女とその家族だ。
家族はすぐにパークレンジャーに連絡を入れたが、このままでは体が乾いて死んでしまうかもしれない。この種のタコは水の外では生きることができないのだ。
そこで少女は機転をきかせ、持っていた小さなバケツでタコに水をかけ続けた。家族も協力し、レンジャー部隊が到着するまでずっとだ。
その結果、タコは生き延びることができ、レンジャー部隊は無事に海に返すことができたそうだ。
・浜辺に打ち上げられ動けなくなっていたタコを発見した家族
アメリカ、ワシントン州スカジット郡のベイビュー州立公園に訪れていたカナダの家族は、浜辺で息も絶え絶えの巨大なミズダコを発見した。
太平洋に広く生息する、世界最大の大きさを誇る「ミズダコ」で、この地域の岩礁の近くでよく見られるが干潟(ひがた)にいることはめったにない。潮が急速に後退したことで取り残されてしまったのだろう。
家族はすぐに公園のレンジャー部隊に連絡を入れた。
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ミズダコは、数分以上水から上がっていると、エラがつぶれてしまうという。このままでは死んでしまうかもしれない。