「ラッシュタイムに貧血で倒れ、電車を止めてしまった。『責められる!』と不安で体が動かなくなって...」(静岡県・30代女性) (2/3ページ)

「踏まれちゃうかもしれないので動かないでください!」「お姉さん! どうしましたか!? 何してほしいですか!? 大丈夫ですか!?」
彼女はずっとそう声をかけてくれましたが、私は満足に返事も出せませんでした。
「床に頭打ってます!」ボヤボヤした視界から見た限り、地元の私立高校の制服を着た女子高生と、バレー部かバスケ部のジャージを着ている女子高生数人が必死に対応してくれていました。
やがてホームに到着すると、すぐに近くにいたであろう男性も電車から降りて「駅員さん!!!」と叫んでいました。
すぐに駅員さんがやってきて、周りの乗客やこれから乗ろうとしている人達に動かないように伝えました。ホーム、車内のアナウンスでも「具合の悪くなった人がいる為遅れます」的なことが流れていました。
私は「責められる!」という不安で体が動きませんでしたが、そんな心配は要らなかったようで、みなさんは私のことを心配してくれていました。
すぐに救急隊も来て、倒れた瞬間を見ていたらしい女子高生が「床に頭打ってます!」と救急隊に伝えていました。その後、運ばれた病院で貧血の診断を受けました。貧血なんて無縁だったので、何が自分に起こったのかわからず、診断されるまで不安でした。

女子高生のおかげで少し落ち着くこともでき、頭を打ったと伝えてもらっていたので、検査もスムーズに出来ました。彼女や必死に叫んでくれた男性には本当に感謝しています。
周りの方も怒らず私が降ろさせるのを待っていてくれてありがとうと思いました。