大切なパートナーの健康を守る!最前線で活躍する医師が解説する前立腺がんの最新治療 (2/2ページ)
副作用が少なく、他の薬を飲んでいても相互作用が非常に少ない特徴があるニュベクオなど様々な薬が登場してきています。
生存期間延長に貢献する新たな治療法と今後の課題
日本人では、転移量が少ない前立腺がんは約4年で去勢抵抗性へ進展し、約8年で死亡。転移量が多い場合は約1. 5年で去勢抵抗性へ、約4. 5年で死亡に至ってしまうというデータがあるそうです。
また、一旦去勢抵抗性になると排尿障害など生活に支障を感じる場合が多いのだとか。
このことから、いかに去勢抵抗性になるまでの期間を延ばし、転移性前立腺がんの初回治療を強化するかが、今の課題の一つになっているそうです。
現在では従来は転移が進んだ患者さんに使用していたタキサン系抗がん剤を、転移初期の初回治療に使用することが可能に。副作用が軽く、治療の初めから使ったほうが、生存期間が延長したという結果が出ているそう。
さらに通常の治療で用いるアンドロゲン除去と抗がん剤、新規ホルモン薬の3つを使用したトリプル療法という治療法も出てきており、相対的な死亡リスクの軽減や、副作用の少なさなど、転移性前立腺がんの治療選択肢として、生存期間延長が期待できるそうです。
他のがんに比べ比較的予後も良いといわれる前立腺がんですが、早期に発見し、病期に合わせた適切な治療を行っていくことが重要なようです。
大切なパートナーのためにも、情報にアンテナを張っておくことが必要ではないでしょうか。