アイデンティティ「たまたま飲み屋でドラゴンボール野沢雅子さんを見かけて…」麻美ゆまのあなたに会いたい!(前編)
今回の“あなたに会いたい”は、お笑いコンビの『アイデンティティ』さんです。2017年から3年連続で『M -1グランプリ』の準々決勝まで進出。公式ユーチューブチャンネル『アイデンティティ田島・見浦』は現在、チャンネル登録者が、84万人超えと、今や、大人気のお二人なんです! 特に人気なのが、ボケ担当の田島直弥さんによる、声優・野沢雅子さんのモノマネ。人気アニメ『ドラゴンボール』ファンには、たまらないネタがめじろ押しで、そこにツッコミ担当の見浦彰彦さんの的確で鋭いツッコミが入るから、いっそう面白いんです。さっそく、これまでの経歴や今のスタイルになったキッカケなど、お話を聞いてみました。
ゆま「お二人はデビューされたのが、2005年なんですよね」
田島「はい。だから、かれこれコンビを結成して、18年ぐらいになります」
ゆま「実は私も、2005年デビューなんです」
見浦「おお、同期なんですね! うれしいですね」
田島「なんだ、同期かよ~。緊張して損したよ。(ドラゴンボールの孫悟空のモノマネで)オメェよぉ!」
見浦「おい、態度、変わりすぎだろ!」
ゆま「アハハ。のっけから野沢雅子さんのモノマネを披露してもらえるなんて、うれしいです。メイクもバッチリされているんですね。真っ白(笑)」
田島「はい。これでも以前に比べれば、だいぶキレイになったんです」
見浦「最初の頃なんて、ほんとヒドかったもんな」
田島「雑だったよな。でも、メイクも慣れてくると、どんどんうまくなってきて、最近は化粧品なんかにもこだわりだしています」
ゆま「女子の気持ちが分かってきました?」
田島「ええ。メイクって、ほんと面倒ですよね!」
ゆま「アハハ。いつも田島さんがメイクをされている間、見浦さんは何をされているんですか?」
見浦「僕は携帯をいじっているか、タバコを吸いに行っています」
田島「だいたい、見浦がタバコを吸いに行っている間に、スタッフさんが打ち合わせに来るんです。待たせるのも悪いから“とりあえず先に、軽く打ち合わせしときますか”って感じで始めて、結局、見浦が戻ってくるまでに打ち合わせが終わることが多いです」
見浦「俺がいなくても、大丈夫なんですよ(笑)」
田島「打ち合わせに関してはね(笑)。本番で、しっかりツッコんでもらえれば」
ゆま「アイデンティティさんといえば、田島さんの野沢雅子さんのモノマネで大ブレイク中です。でも、見浦さんのツッコミがあるから、さらに面白いんですよね。ドラゴンボールのネタを知らない人でも、見浦さんの的確なツッコミのおかげで、分かりやすくなっています」
見浦「ありがとうございます。麻美さんはドラゴンボールを読んでいました?」
ゆま「はい! お兄ちゃんがいたので、けっこう詳しいですよ」
■声優・野沢雅子との出会いで人生が激変
田島「なるほど。女性だとあまり詳しくない人も多いんですが、男兄弟がいると、やっぱり違うんですね」
ゆま「ドラゴンボールネタというか、野沢雅子さんのモノマネを始めたキッカケは何だったんですか?」
見浦「話すと長くなるんですが……それまで自分たちはNHKの『爆笑オンエアバトル』に出させてもらっていたものの、まったく売れていなかったんです」
田島「2人ともバイトもしていたし、爆笑オンエアバトル終了後は、本当に仕事がなくなって、年齢も年齢だけに、もう解散しようかと考えていたほどです」
ゆま「それは何年ぐらい前の話なんですか?」
見浦「8年前ですね。そんなとき、自分がたまたま飲み屋さんで、野沢雅子さんを見かけたんです」
ゆま「おおっ、すごい」
見浦「本当に偶然で、ちょっと見かけただけなんですが、昔からドラゴンボールが大好きだった自分からすれば、夢のような瞬間だったんです」
ゆま「野沢さんは、孫悟空や孫悟飯、孫悟天の声優をされていますもんね」
見浦「はい。そして、田島もドラゴンボールが大好きなので、自慢してやろうと思ったんです。それで、田島とネタの打ち合わせでファミレスで会ったとき、“この前、野沢雅子さんを見かけたけど、緊張して声かけられなかったよ”と話したんです」
田島「ちなみに僕たちは基本、ネタを書かないんです。会って、会話をしながらコントを作るんです。だから、“今度、野沢さんに会ったとき、どう話しかけるか、練習しよう”って話になって……僕が野沢さん役をやってみたんです」
ゆま「じゃあ、最初からネタにするつもりではなかったんですね」
見浦「そうなんです。ただ、やってみたら意外と面白くて、これはネタとして使えるんじゃないかって。とはいえ、そのときは、このキャラで今後、食っていけるようになるとは思ってもいませんでした」
田島「それから、試しにライブでやってみたら、先輩芸人からの反応がよかったんですよね。それで、衣装やメイクもマネてみようってなって……気がついたら、この通り、元の自分にはもう、戻れなくなっていたんです(笑)」
ゆま「アハハ。でも、すごい話ですね。解散を考えていた頃に、たまたま、いろんな偶然が重なって、うまくいったんですもんね」(次号につづく)
あいでんてぃてぃ ボケ担当の田島直弥とツッコミ担当の見浦彰彦によるお笑いコンビ。声優・野沢雅子のモノマネで大ブレイクし、公式ユーチューブチャンネル『アイデンティティ田島・見浦』は登録者数84万人を超える。