2023プロ野球ペナント、巨人を襲う悲劇…「想定外事件のウラ真相」

日刊大衆

画像はイメージです
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 GWも終わり、プロ野球は5月30日からセ・パ交流戦。ペナントの行方を決める中盤戦へと突入する。

「連戦疲れもあるこの時期は例年、地力の差が如実に出始める。低迷する巨人の原辰徳監督(64)を筆頭に、各チームの指揮官たちは、開幕前の思惑と、実際の戦力との“ズレ”が浮き彫りになってきて、さぞ頭を悩ませていることでしょう」(スポーツ紙デスク)

 実際、今季の序盤戦では“想定外”とおぼしき出来事が各球団に数多く発生。今回は、良くも悪くも、チームを揺るがした大事件をピックアップ。関係者の証言も交え、詳報していこう(成績は5月10日現在)。

 まずは、V奪還どころか、単独最下位すら現実味を帯びる巨人。現在の惨状はやはり、先発・リリーフともに防御率ワーストに沈む致命的な“投壊”が主要因と言っていいだろう。

「先発の頭数不足と、大勢(23)へつなぐ“方程式”の不在。開幕前から指摘されていた2つの不安要素を解消できなかったことが、すべてでしょう」(スポーツ紙巨人担当記者)

 投手力不足を改善すべく、4人の外国人投手を獲得したが、今1軍にいるのはグリフィン(27)だけの状態だ。

「先発が早い回で降りてしまうから、中継ぎにシワ寄せが来る。失点が続く“魔の8回”は、起こるべくして起きた“事件”でもあるわけです」(前同)

 確かに、GW明けまでに登板数が2ケタに上る中継ぎは、14試合の直江大輔(22)を筆頭に7人もいる。

 巨人OBの角盈男氏は、投手陣の再建のための解決策を、こう提示する。

「全盛期の菅野智之や“三本柱”レベルの投手なら、仮に配球ミスでも力で凡打にして“正解”にできた。

 でも、今、それができるのは戸郷翔征(23)ぐらい。特筆すべき変化球を持たない平均点な投手ばかりの現状では、“配球の妙”で勝っていく以外に道はない」

■原監督を悩ませる野手陣

 そのためには、捕手はもちろん、ベンチの阿部慎之助、村田善則両コーチらも一丸となって追求することが必要だという。さらに前出の角氏は、懸案の“方程式”についても、抑え経験者の立場から、こう続ける。

「今は過渡期と割り切り、右左でグループ分けをして、セットアッパーをローテで回すのが一つ。悪循環の8回を任せられる若手が他にいないなら、“緊急措置”として大勢に2イニング投げさせるという手もある。当然、リスク管理は必要ですが、抑えが1回限定なんて決まりは、もともと、どこにもないですしね」

 さらに、原監督を悩ませているのが野手陣。坂本勇人(34)、丸佳浩(34)という両ベテランが不調。特に坂本は、開幕から20打席ノーヒットという大不振でチームの足を引っ張った。

 しかし、角氏は、「どんなに不調でも、坂本や丸には、いるだけで相手を嫌がらせるだけの“顔”がある」と、存在感の大きさを指摘する。そして、続ける。

「定期的にスタメンから外しているのも、好意的に見れば、彼らをシーズン通して使うための、いわば“メジャー式”の起用法。若手を主体に“育てながら勝つ”と言うなら、メッセージとしてハッキリ打ち出してほしい気はしますが、そこは原監督も考えあってのことでしょう」

 そんな中、頼みの綱だった中田翔(34)の故障離脱が、苦しいチーム事情に輪をかける。角氏も「さすがに、これは痛い」と苦笑する。

「中田がいるかどうかで、前を打つ岡本和真(26)への攻め方が大きく変わる。今季の彼が見せていた、追い込まれても押っつけて打ち返す嫌らしさは、相手にとって相当イヤだったはず。その意味でも、替わって5番に入る選手が重要になってきます」(同)

 ちなみに、角氏は、現在の巨人が“弱い”要因として、「野球を知らなすぎる」と指摘する。

「デーブ(大久保博元)がコーチになって、確かに野手陣のスイングはよくなった。でも試合では、ただガムシャラに振ればいいってもんじゃない。その状況やカウントで自分に求められる役割は何か。それを考えていない選手が多すぎる」

 5月15日発売の『週刊大衆』5月29日号では、現在好調の阪神やDeNAの快進撃についても掲載している。

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