米国の2023年第1四半期スマートフォン市場における出荷量を発表〜インフレと在庫調整の中、米国市場における出荷量は減少し、Appleのシェアが上昇〜 (2/4ページ)

バリュープレス


「2022年下半期から、インフレの影響が米国スマートフォン市場に現われた。特にローエンド機種、つまり消費者の可処分所得が少なく、それゆえ価格の変化に敏感なセグメントを対象にした機種において、これが顕著だった。インフレが続き、経済の先行きが不透明なことから、消費者は新しい端末を買い控え、その結果機種更新率が下がり、販売が落ち込んだ。特にプリペイド端末でこの傾向がある。」

インフレや、その他のマクロ経済の圧力が市場に与える影響は一様ではなく、カウンターポイント社シニアアナリストのMaurice Klaehne氏は次の通り述べています。
「プリペイド端末メーカーは出荷が前年同期比で大きく落ち込んだが、明るい材料もある。SamsungのGalaxy S23の出荷は前年同期比で二桁増加し、Galaxy A14 5Gはプリペイドのジャンルで極めて好調だった。ローエンドと高級機とのギャップは広がっており、中位のカテゴリーに真空状態が生まれている。」

カウンターポイント社アソシエイトリサーチディレクターHanish Bhatia氏は次の通りコメントしています。
「全体的に弱含む中で、ニッチなカテゴリーの端末は好調を維持するだろう。例えば、参入するメーカーが増えた折りたたみ型は今年注目度がとても高い。これによって高価格帯機種の需要を掻き立てるかもしれない。同様に、政府が後押しするLifeline(低所得者層向けの電話料金を割り引くプログラム)やACP(Affordable Connectivity Program: 低所得者層にインターネット接続を割安で提供するプログラム)の影響も受けずに推移するだろう。そんな中で、若者や初めてのスマートフォンユーザーの間に広がるAndroidからiOSへのシフトの風潮は、Android端末メーカーにとって主要な頭痛のタネとなるだろう。」

米国スマートフォン市場の今後に関して、カウンターポイント社北米担当リサーチディレクターJeff Fieldhack氏は、次の通りコメントしています。
「2023年第1四半期を通して消費者の需要は低迷し、買い替えは極めて少なかった。
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