大谷翔平、吉田正尚…メジャーで活躍する侍バッターの豪」を支えた「驚きの師匠」とは
日本人野手がメジャーで活躍するのは難しい。そんな話は、もはや遠い過去のもの。今や、侍バッターたちがアメリカの地で主軸として躍動している。
その代表が、もはや説明不要の二刀流、エンゼルスの大谷翔平(28)だ。
「得意の6月に入り、打棒が爆発。6月12日(現地時間)のレンジャーズ戦では、決勝弾を含む1試合2発で20本塁打に到達。さらに2日後には21号も飛び出し、ア・リーグ本塁打王の単独トップ(6月14日時点=以下同)に立ちました」(スポーツ紙記者)
これで、すでに3年連続で「100奪三振&20本塁打」の偉業を達成するなど、打棒の勢いはとどまることを知らない。大リーグ評論家の福島良一氏も、こう驚きを隠さない。
「本塁打だけでなく、打点、安打数も上位に位置していますし、投げては奪三振数もリーグ2位。こんな選手は見たことありません」
オールスターの中間発表では、ア・リーグDH部門でリーグ最多の92万票以上を集めた大谷。絶好調の打撃を支えているのが、鍛え上げられ、マッチョ化した肉体だろう。
「もともとウエイトトレーニングに熱心だった大谷は、2015年の日本ハム時代、先輩メジャー選手だったダルビッシュ有から、本格的な筋トレや食事、サプリの取り方などを学び、翌年、体重も100キロの大台に。体を大きくする一方で、気をつけていたのが肉体の操作性。特に、重心移動をコントロールするトレーニングを中心に行っていました」(日本ハム担当記者)
年々、パワーアップしたことで、逆方向にも大飛球を放つようになった。
■レッドソックスの吉田正尚にも注目
「試合前の打撃練習は、プロの選手たちがガン首をそろえて“見学”するほど。東京ドームでバックスクリーン越え弾やZOZOマリンで外野屋根のスピーカー直撃弾など伝説級の打球がいくつもあって、楽天の松井裕樹が拍手していたことも(笑)。対戦相手を委縮させる意味でも、実に効果的な練習でした」(前同)
レッドソックスの吉田正尚(29)は、打率.297と1年目から打撃技術の高さを見せつけている。
「7本塁打、二塁打の数も15本と長打力も高い。チームで、2〜4番を打つことが多いのも、長打を期待されている証拠でしょう」(前出の福島氏)
大谷とは対照的に身長173センチと小柄な吉田。それでも、パワーで負けていない背景には、“師”の存在がある。
「オリックス時代、吉田は腰痛に悩まされていました。そこで、アテネ五輪男子ハンマー投げ金メダリストの室伏広治氏に指導を依頼したんです。室伏流の“体幹トレーニング”により、故障しない肉体を手に入れ、飛躍を遂げたんです」(オリックス担当記者)
現在発売中の『週刊大衆』7月3日号では、野球に関する記事を多く掲載している。