「ハードモードな人生を漫画に!」若林アスカ「極貧にあえぐ新人漫画家の巻」珍談案内人・吉村智樹のこの人、どエライことになってます! (2/2ページ)

日刊大衆

だんだん出勤するのが怖くて、毎朝、号泣するようになり、人と接するのが嫌すぎて、トイレに閉じこもって、ごはんを食べるようになったんです」

■悲惨な貧乏生活を描き読者が爆増!

 説教されれば深夜までに及び、「おまえは地獄に落ちる」とまで言われた。そうして6年目に、ついに退職を申し出た。しかし、待っていたのは、さらなるいざこざだった。

「給料を実家に納めていたので、親が“うちの家計は、どうなるんだ。高い私立高校の学費を払ってやったのに、美容師を辞めるのか”と激怒し、家にいられなくなりました」

 親との仲がギスギスし、家を出て一人暮らしを始めた若林さん。原点に立ち返り、漫画家を目指そうと決意した。しかし、漫画を描くのは時間がかかる。その間、アルバイトもままならない。蓄えは、みるみる家賃に消えていった。

「モヤシで1週間しのいだんですが、倒れてしまいました。お医者様からは“栄養失調だ”と診断されました」

 20代の女子が、飢えが原因で倒れる。それが令和という時代だ。皮肉にも窮状を描いた漫画が大いにウケ、現在は読者から食糧が送られてくるまでになった。

 出版社の皆さん、サバイバル真っただ中の彼女に漫画を依頼してみては。共感する読者はきっと多いはず。

よしむら・ともき「関西ネタ」を取材しまくるフリーライター&放送作家。路上観察歴30年。オモロイ物、ヘンな物や話には目がない。著書に『VOW やねん』(宝島社)『ジワジワ来る関西』(扶桑社)など
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