朝ドラ「らんまん」で山脇辰哉が演じる堀井丈之助のモデル?小説家・坪内逍遥の生涯② (2/3ページ)
在学中、逍遥は西洋文学を専攻していきました。
明治13(1880)年には、実際にウォルター・スコットの『ランマームーアの花嫁』を翻訳した『春風情話』の刊行を行います。
順風満帆に見えた逍遥ですが、悲しい別れが訪れました。同年の秋に、母・ミチが病没してしまったのです。
あまりの悲しさに学業にも支障が出たのか、同年の英文学の授業(講師はホートン)において落第してしまいます。
朝ドラと同様「ハムレットの登場人物の気持ちを述べよ」という問題で、日本式の勧善懲悪での回答が原因でした。
ドラマの堀井丈之助は飄々と振る舞っています。しかしその裏には、身内との辛い別れを隠す強がりがもととなっているのかも知れません。