農福学産連携で誰もが“自らの力で生き抜ける社会”へ「室内水耕栽培『静奈シリーズ』の開発・販売プロジェクト」の出資者募集〜2023年8月20日まで〜 (2/5ページ)
室内水耕栽培は、利用者さんのコロナ感染リスクを減少させることが出来る環境で、コロナの影響を受けにくい収益事業を行い安定した収益を確保すること、利用者さんへ継続した就労の提供と全国平均以上の作業工賃を支給し利用者の生活を支えていくことができます。
メロン栽培を開始し、第一回目の収穫まであとわずかという時期にメロンの調子が一時悪くなりました。栄養が分散され、メロンの糖度が少々低下してしまったのです。この状態を改善するには、与える栄養濃度を濃くする以外の対策も必要となりました。通常12時間ほど照射するLEDの光を13~14時間と長めに当てることや、葉を間引いて、光合成の促進を図りました。間引く葉に現場責任者が印をつけて、利用者は印を見て葉を取り除いていく、そんなチームプレーでメロンの糖度を15度までに回復させました。
このようなトラブルや苦労を乗り越え、110個のメロンの収穫に成功しました。
【学校教育の場として〜農福学産連携への展開〜】
減農薬・無農薬栽培に向けた大学との共同研究、メロンの6次産業化に向けた高校との連携で、学校教育の場も生み出しています。東京農工大学とともに果樹や野菜に付く小さな大敵の「ハダニ」の行動を抑制する商品「通せんぼシート(ハダニ行動抑制シート)」を開発しました。この「通せんぼシート(ハダニ行動抑制シート)」を室内水耕栽培の現場で使い、減農薬・無農薬栽培を行なっています。
また2022年、株式会社ピーエルジェイインターナショナルは、室内水耕栽培に先駆けて、就労継続支援B型事業所「静カフェ」をオープンしました。静カフェでは、簡単な軽作業を用意する他に、販売や接客をしてもらうことで、将来的な就労に向かっての訓練を行うことができます。さらに、室内水耕栽培で育てた静ならメロンを加工品としてメニューに追加することで、室内水耕栽培の6次産業化、「利用者の最低賃金と同額以上の工賃支払い」をめざしています。その協力者が、奈良県立磯城野高校フードデザイン科・パティシエコースの生徒さんです。学校と連携しながらメロン加工品のスイーツレシピの開発を行なっています。
【農福学産連携「静奈シリーズ」のこれから】
利用者さんの稼働率を月平均50%にあげることをめざします。