「おぐらが斬る!」人はなぜスピリチュアルや陰謀論を信じるのか? (2/2ページ)
スピリチュアルと陰謀論信望者の類似性は、アカデミック(正統的・学究的で根拠があるもの)よりも、「幸せになる水晶」や「コロナは陰謀」のようなアカデミックでないものの方が、安心できるというところだ。
彼らを笑うことはできない。伝統的宗教も「神に祈れば天国に行ける」「ナムアミダブツと一度でも唱えれば極楽浄土にいって幸せになれる」と根拠のないことを信じて、戦争や合戦で死んでいった人のなんと多かったことか。
21世紀になったいまでも、人類は根拠のない何かを信じて生きているのだ。
プロフィール
巨椋修(おぐらおさむ)
作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。
2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。